【東京・目黒】鳥しき「日本一の焼鳥屋と呼ばれる理由」

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焼鳥

2010年、目黒にある焼鳥屋ミシュランの星を獲得した。

以来、遠方や海外から客がこの店を目指してやってくる様になる。

現在、超予約困難店の「鳥しき」である。

「日本一」。

鳥しきを訪れた者は口を揃えてそう言う。

半年前に一度訪問し、以来私はとにかく焼鳥屋を片っ端からまわった。

鳥しきの分店である「鳥かど」「鳥おか」、さらに「焼鳥 おみ乃」、池川大将の出身店である「鳥よし」にも訪問した。

小生意気にもそこそこ焼鳥を語れる程度にはなった私が再びこの店にぶん殴られた様な衝撃を受ける事になるとは…

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店内に入れば池川大将の「いらっしゃいませ!!」という溌溂とした挨拶。

大将:池川義輝さん

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相変わらず来た者がみんなファンになってしまう腰の低さである。

今まで訪れた店で群を抜いて大将の挨拶が大きい。もう既にここから違うのである。

自然とこちらも背筋が伸びる。

焼鳥屋で焼鳥を食べる。

否、鶏料理を頂くのだ。

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近火で焼き、絶えず肉をひっくり返し、位置を調整し、炭を積む。

開店から店を出るまでずっと焼き台に向き合う気迫と集中力…

あまり気軽に話しかけれられないほどずっと鶏、炭、火と会話してる様な印象。

それでいてキリッとした接客で店内がビシッと締まるような。

池川待機の眼差しは真剣そのもので焼いてる姿はまるで侍の様である。営業が終わればぶっ倒れてしまうのではないかと心配になるくらいの集中力だ。

「お客さんにリラックスしてもらう為に自分は黒子となる」と仰ってたが存在感が圧倒的である。

扱う鶏は伊達鶏。ブランドではなく銘柄鶏である。柔らかく味の濃い伊達鶏を熟練の捌き、串打ちし、焼きで仕上げる。

これ以上ないくらいの旨味と肉の持つ水分を保持し燻香の付け方も絶妙。

まるで全てにおいて完成された火入れの素晴らしさにひたすら酔いしれ、どこでストップしても気持ちいい満足感で終われる。

以下、いただいた料理。

鶏の煮込み

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七種類の部位を味噌と一緒に数時間煮込み、さらに数日寝かしたもの。

かしわ(鶏のももにく)

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このポーションの大きさ伝わるかな?串を持った重量感も凄い。

この中心に厚みをもたせたフォルムこそが池川流である。これだけ厚いと時間はかかるが焼きムラは一切なく、肉はみずみずしく、燻香も綺麗。

一発目の串でガッと胃袋を掴まれる。

せせり

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ジリジリと音を立ててやってきた。この熱さも旨さである。

こんがりと焼かれ、カリッと食感と香ばしさ、皮自体はねっとりとした旨味の余韻を色濃く残す。まさにカリトロの理想形。

ヤゲン軟骨

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ちゃんと肉がついており肉の旨味と一緒楽しめるようになっている。

塩は強めだけどこの焼きによる躍動感が全く気にさせない。

食道

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これも凄いサイズだ。

コリコリっとした食感と肉汁を楽しむ。

オクラ

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シャキッとしてトロっとオクラとしての粘りも十分に。焼き目も綺麗です。

砂肝

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肝も大きい。そして食感も軽やか。ほとばしるような肉汁に燻香も綺麗。

銀杏

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うずらの卵

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香りのつけ方が完璧で味よりも玉子の濃い香りに意識がいく。

せせり

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このフォルムですよ(しつこくてすんません)。

引き締まった肉は弾力を感じ、脂も同時に堪能。

焼きの香ばしさと脂の甘さのバランスがとにかく秀逸。

ゴールドラッシュ

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超熱々のモロコシにかぶりつけば醤油の香ばしき香り、弾ける汁、強烈な甘さが凄まじい。

トウモロコシと言えばこれだよ。

ハツ

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ハリのあるハツ。ぶちゅっと口中にエキスが弾ける弾ける。

それも熱々の強烈な旨味エキスである。

ハツモト

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五羽分。

ホルモンっぽいコリコリ感がハツの旨味に加わる。

鶏白湯スープ

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鶏脂の旨味に胡椒がキリっと。

団子

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叩いた軟骨が入っておりコリコリっと粗めの食感と肉汁がまた魅力。

ソリ

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巨大だ。これ以上ないくらい味が濃く脂もほとばしる。

厚揚げ

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火傷注意。

膝まわり

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チキンステーキ。だけどクドさがないというミステリー。

レバー

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手羽

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ブロッコリー

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親子丼

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卵かけご飯の様な軽さ。

本日の酒

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お会計は約24,000円。

どう考えても飲み過ぎた。逆にこれだけ飲んでもこの金額なのが素晴らしすぎる。

最後の辺り感想の記載がないのは単に覚えてないだけです。ごめんなさい。

今や「鳥しき」から巣立った店は増えことごとく予約困難店となる。

さらに焼鳥文化を世界に広める為、2020年1月にはニューヨークに支店を出店した。

池川さんが口にするのは常に焼鳥の未来。

自らの技術を余す事なく伝え、若手の育成に力を入れ、焼鳥業界の未来を支える。

皆さん、もはやレジェンドなのに異論はなかろう。

鳥しきの動画を観るなら⬇️

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