知識は旨味の一部?食がさらに楽しくなる豆知識 vol.1「 イクラ 」

スポンサーリンク
食の豆知識

知識で味が変わるとは言わないが知ってるとまた感じ方も変わってくるのは確か。

ということで今回より食の豆知識を。

イクラ

鮭、鱒の魚卵の事。

「イクラ」とは実はロシア語。

「魚の卵」「小さくて粒々のもの」をさす。

なんでもロシア語では「キャビア(チョウザメの卵)」も「イクラ」と言うんだとか。

イクラは一年中食べることができるのでイメージがあまりないけど実は旬は秋

この時期以外のイクラは冷凍。

日本での漁獲量の一位はダントツで北海道。

だからイクラ=北海道というイメージもあり、実際に家で味付けする家庭も多いそうだ。

続いては東北。

旬は9月頃からだいたい11月位まで。

特に出始めの新イクラは皮が薄く少しの圧でグニュっと崩れ、まるで濃厚な卵黄の様。

夏でも食べられるのはこの期間のものを冷凍しているからだ。

だから生のものを食べられるのはまさにこの時期だけ。

ちなみに産卵直前のイクラは皮が硬い。

筋子とイクラの関係がわからないという人が多いが基本的には鮭の卵という意味では同じ。

一般的に筋子をはがしたものをイクラという。

筋子はその名の通り、筋が付いておりテニスラケットの様に連なっている。

味を決定付けるのは調味料。

醤油漬け、塩漬けが一般的で漬け方にも違いはでる。

だからイクラが美味い、不味いは皮の硬さ、味付けによる。

「どこで食べるか」でなく「誰が仕込んだか」が大きな要素。

トロンと卵の風味を感じるものから、舌に絡みつく濃厚なものまで。


 

私は鮨屋をまわってるのでイクラは結構食べてきた。

なかでも度肝を抜かれたのは群馬県館林市にある「鮨 おばな」のイクラ(下の写真)。

今まで食べてきたどのイクラの見た目とも違う異質なもの。

この食感が凄くて…

まぁ、行く楽しみがなくなるので感想は控えます。

実際にお店で食べてみてください。

イクラと言えば群馬県の「鮨おばな」⬇️

【鮨 全国制覇vol.21】群馬県館林市「鮨 おばな」再訪:ここでしか食べられない武器をいくつも持った最強の店!SUSHI OBANA【寿司61】【IKKO'S FILMS】【品川イッコー】
鮨 おばな【寿司61】鮨 おばな (再訪)【寿司62】吉鮨

コメント

  1. oolong036 より:

    世間一般のいくらって透明感がありクリアな見た目だと思いますが、おばなさんのいくらは色が不透明ですね。
    感想は敢えて記載はされておられませんでしたが、やはり味や食感が気になります。