茨城県石岡市にある焼肉屋「極み焼肉ホルモン 清司」。
店舗情報
住所:茨城県石岡市石岡2-20-7
アクセス:JR常磐線 石岡駅 徒歩3分
営業時間:火~日・祝前日・祝日 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜日
電話番号:050-5494-8321
公式サイト:yakiniku-seiji.com
「極み焼肉ホルモン清司」ってどんな店?
茨城県石岡市に位置する焼肉店。オープンは2021年7月。
和牛と銘柄豚の弓豚に定評のある店だが、2025年5月からついに世界最高峰の和牛「神戸ビーフ」と「但馬牛のホルモン」が加わった。
何が世界最高峰なのかと言うと、そもそも神戸ビーフは但馬牛のことで、但馬牛は全ての黒毛和種の原種である。
但馬牛が厳正なる審査を通過したエリートだけが神戸ビーフとなる。世界的に最も有名な和牛だ。
そして神戸ビーフも生産者によって全然変わってくる。牛は血統ではなく、誰が育てるかだ。
こちらで扱うのは川西牧場。指定である。
こちらの牧場、何がすごいかって餌を7〜8種類用意し、中国藁は不使用。その日の体調に合わせて餌を調合する。
しかも抗生物質であるモネンシンも不使用。
孔子の状態ではモネンシン入りの餌を与えられて農場にくるのだが、こちらでは抜く作業からはじめます。モネンシンを急にストップすると死んでしまうため、かなり状態をみながら減らしていくのです。
さらに秘伝のビタミンコントロールによって赤身の味が爆発的に濃くなる方法を取られている。
こんなことわる牧場は他に僕は知らない。
そんなスペシャルな神戸ビーフをこちら、石岡店と水戸店でもいただけます。
2024年7月訪問
ゴルフ場が近いため、ゴルフ帰りに寄る方も多いんだとか。石岡駅からすぐなので電車でも来れます。
あれ?入り口なくね?と思ったら階段を降りて一階へ。
テラス席なんかもあってみんなでワイワイやるのもいいかもしれない。この日は個室利用。
こちらは黒毛和牛と弓豚を主に出すお店。
え、「弓豚」を知らない?
石岡市の銘柄豚でこれが旨いのなんの。だけどPRがイマイチ得意ではないようであまり知られていないのが実情です。
和牛も旨いがここは是非、弓豚を食べてもらいたい。特に内臓系は素晴らしい。
最初、弓豚のミノとは知らずに食べたらその歯切れの良さに驚いた。ミノはもしかしたら牛より旨いのではないだろうか。サクサクの歯切れの良さはもはや墨烏賊を連想させるほど。
神のレバーは弓豚のレバーでこれがめちゃくちゃ甘い。
他にも旨味の筋たっぷり牛タン下も絶品だった。
サムギョプサルで野菜とりつつ、旨辛の野菜ちゃんぽんで激しく〆る。
そうそう、あとは熱燗の酒も推してるみたいで旨いのよ。ビール、焼酎、日本酒飲みまくって楽しくなっちゃた。
気軽に来れる場所じゃないけど近くに用がある方は是非行ってもらいたい。
ごちそうさまでした!
2024年10月訪問
茨城県石岡市にある焼肉店「極み焼肉ホルモン 清司」。
湿気もなくTシャツに何か羽織るくらいの気持ちのいい10月のとある平日。
今回はサロンメンバー10名ほどでお邪魔した。
この日は野外で焼肉という事でまさに秋のバーベキュー大会。
前回の弓豚のホルモンが忘れられなくてね。
マッコリもちゃんとヤカンの本場スタイル。
もちろん近江牛も美味しいがここは石岡市が誇る銘柄豚のスペックに驚かされる。
特にこの日のフエガラミは満場一致でベスト。噛めば噛むほど濃厚な味が溢れてくる。
新鮮で臭みのないセンマイ、コブクロ、ガツのホ
ルモン刺し盛り。
甘味広がる神のレバー。
ロース、カルビ、豚トロを贅沢にサムギョプサルで。
ここの豚を食べたら今後焼肉屋で豚のホルモンを頼みたくなるだろう。
トータル4時間、最高の野外焼肉となった。
また機会を作って来たい。少し遠いのがネックだが。ごちそうさまでした。
2025年1月訪問
東京から車で一時間ほどかけて3回目の訪問。
何が凄いって、店主の勉強熱心なこと。来るたびに変わっていって最初の頃とは比べ物にならないほど全てがブラッシュアップされている。
最大の武器である弓豚もだが、和牛のタレからカットの仕方、キムチからデザートのブラウニーまで進化が止まらない。
相当研究されてるんだろう。
キムチは甘味とコクが増した。
タンの盛り合わせも3種類で肉厚。
特にタンステーキは素晴らしい味の濃さ。
弓豚のホルモンも最高だ。
特にお気に入りが豚の喉の器官であるフエガラミ。葱を中に詰めて焼けば蒸し焼きとなる。旨味が濃厚だ。
神のレバーは形がキチンと保たれ、鮮度の良さが際立っている。
食べればその食感の良さと甘さに驚かされる。弓豚のレバーはまさに神のレバーだ。
豚焼肉屋?ってくらい豚ばかりいただいてます。
さて、ここらで牛肉をオーダー。
ハラミのこの肉厚カット。見た目も美しいです。
サガリはタレで。焼きながらタレにまた戻して育てながら焼いていく。
たっぷりと吸ったタレと肉の脂がなんとも言えない調和をうみだしいる。
カイノミも食べ応えのある厚さでかなりヒレ寄りのサッパリさ。
カルビも赤身の旨味が際立ってます。
野菜ちゃんぽんもピリ辛旨辛。
盛岡冷麺は牛骨で出汁をとったもの。いやぁ、凝ってます。
チーズケーキは蜂蜜と胡椒で。意外と胡椒の組み合わせも合いますね。大人のチーズケーキ。
ブラウニーは熱々。アイスとの温度コントラストがいいし甘さも控えめだ。
めちゃ食って飲んでお会計は一人約11,000円。
東京にあったら間違いなく月2で来てます。ごちそうさまでした。
2025年7月訪問
さて、目当ては神戸ビーフである。そして但馬牛ホルモン。
仕入れによってその日で2、3種類の用意があるが驚いたことに二千円台。
この日はカタサンカク、ミスジ、ランプの3種類。
カタサンカクが尋常じゃないほどの香りと赤身の濃さを宿している。もちろん、ミスジもランプも良かったが、この日の優勝はカタサンカクだ。
3回も追加でおかわりしてしまったほど香りが高い。
ちなみに但馬牛ホルモンの小腸も素晴らしかった。
脂切れが凄くとても甘い。いや、小腸は甘いものでしょ?と言われるが小腸の場合は脂の残り方が重要だ。
どこへ行っても脂が残って「一個食べればいいや」となりがちだがここの但馬牛ホルモンは違う。スッと切れるのだ。だから何個でも食べられる。これは是非試してみてほしい。余計なつけダレはいらない。
神戸ビーフにしてもその日どんな部位が出るかわからないのでとりあえず全部頼みましょう。
その時、その時で味わいや香りは変わってきます。
工場製品じゃないからそのブレや違いを楽しむのも醍醐味かと思います。
あと面白いのがミノ3種類食べ比べです。
通常のオーストラリア?のミノ、ニカラグアのミノ、スライスミノ。
ニカラグアは冷凍が一回なので味が濃いんです。
そしてスライスミノ。ミノって食べさせ方が一辺倒だけどこのミノは生ハムみたいに薄くスライスされててミノの革命です。
もちろん弓豚のフエガラミも素晴らしくこの日一体何品頼んだんだ?ってくらい飲み食いしまくってしまった。
茨城で間違いなく世界トップクラスの和牛がいただけます。
東京もこんな価格でこんなクオリティ出す店はどれほどあるのか?散々まわってるけど僕は知らない。
そりゃ三万くらい出せばねぇ…
必ずまた来ます。ごちそうさまでした。
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