本日は恵比寿の焼鳥の予約困難店となった「鍈輝」へ。
場所は恵比寿駅より徒歩5分ほど。
店名の「鍈輝」とは小野田大将の実家の「鳥鍈」という焼鳥屋から一文字、そして「鳥しき」で修行していたことから池川義輝大将の名前から一文字とったもの。
店内はコの字型のカウンター16席のみ。大将・店員含めヒゲ率高め。まさに「野郎の世界」と言った感じ。
堅苦しさは一切なし。小野田大将の客足らいは見事で店内は常に笑い声に包まれる。
焼鳥はストップ制。本家と同じく伊達鶏を使い、大ぶりなカット、近火の強火で焼き上げる焼鳥。この大きなサイズ感だからこそのジューシーさと食べ応えは一言でいうなれば「迫力のある串」。
だけど串打ちや焼きは鳥しきと比べるといい意味で大雑把さを感じる(それも個性なので悪い意味じゃないです)。焦げもやや多め。写真を見比べるとよくわかるけど池川さんの焼鳥とは似て非なるもの。
鳥しきで型を学び小野田大将なりに少し崩したスタイルなのかな?
パンパンに膨れたサイズの大きなハツなんかは今までのどの店よりもインパクトがあった。プリッと弾ける食感に迸るエキスは中毒性高し。手羽は丁寧に骨抜きされており本家とは違うスタイルで個性を出す。
途中、唐揚げが出てきた。最近ちょくちょく焼鳥屋で唐揚げを出す動きがあるけどこれは何なんだろう?焼きと揚げって全然技術が異なると思うんだけど。熱々でカリカリでこれはこれで旨いけど必然性は感じられない。まぁ遊び心の一つなのでしょう。
鶏を使った焼売などはまだまだ鶏料理の可能性が広がるコース内容だと思います。
お会計はワインも飲んで20,000円。酒でだいぶ金額のブレがある。
雰囲気含めてトータルの満足感も高く人気店なのも頷けます。何より大将の勢いが凄かった(色んな意味で歳下とは思えない)。
以下、いただいた料理の写真。
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