東京・池尻大橋にある焼肉店「焼肉家 てっちゃん」。

池尻大橋駅から徒歩3分ほどの路地裏に佇む「焼肉家てっちゃん」。
完全カウンター14席というこぢんまりとした空間ながら、「目の前で切って、下味をつけて、炭火で焼き上げる」鮮度抜群の焼肉スタイルが評判の隠れ家。
「焼肉家てっちゃん」ってどんな店?
オープンは2022年10月27日。
店名は「焼肉屋」ではなく、「焼肉家」というのがポイント。
最大の特徴は、肉を切る・味付けする・焼く、その一連の流れがすべて目の前で完結すること。
切りたての肉は空気に触れる時間が短く、余計なドリップも出ない。
だからこそ、タレに頼らずとも肉そのものの輪郭がはっきりと立ち上がる。
店内の空気感も印象的だ。
昭和レトロを基調としながらも、過度に作り込まず、あくまで「近所にあったら通いたくなる焼肉屋」。
一人でも、気の合う仲間とでも、家族連れでも成立する懐の深さがある。
2025年6月訪問
この日は焼肉に向き合う回ということで大田区長原の「炭火焼肉 本牧亭」からのハシゴ。

提灯や木製カウンターが醸す昭和レトロな空間で人によっては逐一絶妙にツボを押さえた昭和J-POPが流れる。
「焼肉 幸泉」のような年季のはいった店内ではなくまだ新しめだが、やりたいコンセプトはおそらく「町焼肉」だろう。

14席すべてがカウンター席で、注文を受けると店主が目の前で肉をサクッとカットし、独自のタレや塩ダレで下味をつけ、そのまま備長炭など上質な炭火で焼き上げることができる。
やはり肉は切り立てにつきる。下味もその場で。これいま確実に流行ってますね。




店主自ら市場で目利きした国産黒毛和牛の処女牛や新鮮ホルモンを一頭買いで仕入れおり、特にブランドにこだわりはないようです。

脂つきの心臓を指す希少部位「アブシン」
「未完成のタレです」と言ってタレを出されます。
肉とタレが合わさって美味しくなるので「焼肉屋のタレは基本的に未完成」なんだけど、わからない人に対してのブランディングも流石。
鮨で言えばシャリだけ食べても良さはわからないでしょ?

サイドの白菜キムチ。
シャキシャキとした白菜にしっかりした辛味と旨味が宿っており、ひと口目ですでにビールが欲しくなる。

牛タン。炭火で軽く炙っただけの厚切りカットは、ミズミズしいタンの中心部まで程よく火が入り、噛むごとに溢れる肉汁と、まろやかな塩ダレの相性が絶妙でした。
縦に包丁が入っているため、歯切れの良さも際立ちます。





最近青唐辛子は流行ってますね。お酢と唐辛子のシャープな辛さがメリハリをつける。

1人焼肉を楽しんでる人もいて、BGMのおかげで居心地もいい。
金額も安いので近所にあったらフラッと寄りたくなる気持ちもわかる。ごちそうさまでした。
池尻大橋のおすすめグルメ3選



店舗情報
住所:〒153-0043 東京都目黒区東山3-4-10 1F
アクセス: 東急田園都市線「池尻大橋駅」東口より徒歩約3分(約131m)。駅東口を出て左へ進み、商店街を抜けた先、「ココカラファイン 池尻大橋店」を過ぎたらすぐ右折。小さな提灯がかかった路地の奥にある店舗へ到着します。
電話番号:080-7374-6851(予約は電話またはネット予約可)/050-5593-0222(食べログ予約)
営業時間:
月~金:17:00~23:00(料理L.O.22:00/ドリンクL.O.22:45)
土・日・祝:16:00~23:00(料理L.O.22:00/ドリンクL.O.22:45)
定休日:不定休(公式SNSや電話で要確認)
席数:カウンター14席のみ(完全カウンター制)
平均予算:ディナー約5,000円程度/人
喫煙可否:全席喫煙可(最新状況は要問い合わせ)
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
支払い方法:クレジットカード可(VISA/Master/JCB/AMEX)
公式SNS:Instagram@yakiniku_tetchan_ikejiri








