本日は精進料理をいただきに神谷町にある「精進料理 醍醐」へ。
駅からは徒歩5分ほど。
精進料理とは仏教の戒律に基づいており、動物性の食材は使わずに植物性の食材のみで調理された料理のこと。
要は殺生なしの料理で坊さん等が食べる料理。
創業は1950年。なんだか物凄い雰囲気だ。
さすが精進料理を出す店だけあって徹底している。
都会の喧騒を忘れさせるとはまさにこのこと。
個室で部屋から見える風景。
まずは食前酒ということで竹筒風陶器に入った梅酒をクイッと一杯。
前菜:竹豆腐、小附:白芋茎胡麻和え
御吸物:清まし椀
とにかくこの出汁が素晴らしい。
肉、魚を使ってないということは昆布出汁だよな?
出汁の美味さを実感した。
日本酒は兵庫県のお酒で「黒松白鹿」。
お凌ぎ:野菜寿司
キュウリと干瓢巻き、椎茸のお寿司、筍のお寿司、神楽南蛮のお寿司。
かなりあっさりとしてます。面白いけどどうせ寿司なら魚食いたくなるな。
八寸
トウモロコシの新引き揚げ、山桃、もずく酢、枝豆、万願寺唐辛子、衣かつぎ。
トウモロコシの新引き揚げは揚げたてでかなり甘味もあるもの。胡麻の香ばしさもいい。
煮物:賀茂茄子煮おろし
茄子も大きくかなり食べ応えがある。
おろしであっさりしているのでしつこさも一切ない。
揚物:精進揚げ
米を素揚げしたものやヤングコーンなど。全体的にかなりしっかり揚げてある。
若草焼き
玉ねぎ、マッシュルーム、アスパラ、ブロッコリーの上にほうれん草のソースがかかっている。クリーミーソースと熱々の野菜にレモンでさっぱりと。
強肴:錦野菜
混ぜてから胡麻だれをかける。
箸洗:生姜のスープ
次が食事なので一度箸を濡らす箸洗。
和食ならではの気遣い。
御飯:なめこ雑炊
これがもうとにかく出汁がよく出ていて無心で食べていた。山ゴボウや梅もいいアクセント。
水物:メロンとぶどう
メロンは完璧な食べ頃でめちゃくちゃ甘かった。
甘味
まさかあずきとジュンサイの組み合わせとは恐れ入りました。
つるつるの食感とあずきが意外にも合う。
お酒も進みお会計は1人31,500円。
肉や魚が出なくてもちゃんと料理として完成されており満足度も高い。
本日も素晴らしい夕食でした。ごちそうさまでした!
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