【四ツ谷】「職人が毎週変わる画期的な高級立ち食い鮨店へ行ってきた感想!」

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寿司(鮨)

本日は新たなスタイルの立ち食い鮨の店「立ち食い鮨 まさ」にお誘いいただいた。

こちらは固定の職人はおかずに毎週職人が握り入れ替わる今までにない新しいコンセプトのお店。

予約はInstagramの「stand_up_eating_sushi」のDMのみ。電話では承らないようだ。

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私がお邪魔した時は場所が四ツ谷だったが現在は中目黒に移転。

(このレビューは四ツ谷当時の記事となります)

 

四谷駅より徒歩5分ほど。

BARを間借りしているらしく営業は昼のみ。

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基本料金は15貫+お椀で6,000円(税抜き)。

一斉スタート。

店内

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BARだけど店内はBARっぽくもありません。

和っぽくもあり家っぽくもあり不思議な空間。

立ち食い鮨だけど一応高めの椅子もある。

 

飲み物はセルフ

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自分で並々日本酒を注ぐ事が可能。

これ、ちょっと嬉しい。

 

この日の職人: はっこくの2番手の斎藤さん
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職人がその時々で変わるという事は安定の味を求めて来ると言うよりも毎回来る度に新たな味に出会えると言った感じだろう。

 

この日の仕込みははっこくで行ってきたようだが、今後は仕込みのマニュアルを作りクオリティを担保する予定らしい。

シャリが同じでも握り手によって握りは変わってくるのでその違いを楽しむのも面白いかもしれない。

となればこのレビューも斎藤さんが握る日じゃなければ全く参考にならない可能性もあるが一応感想を下記に綴っておく。

 

イサキ
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旨味を纏った身質は柔らかく身解けがいい。

シャリは見た目ガッツリ赤酢だが、酸と塩はマイルドめ。

はっこくの時よりも優しめの印象だと思ったら今回の為に味を変えてるそうだ。

確かにはっこくで出てくる貫数や大きさも異なるのでシャリは変えた方がベストだけど、かなり手間ですよね…

 

こち

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プリッとした食感、フワッと品のある香りの主張。

 

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非常に柔らかな身質で脂は強くなくあっさり感を楽しむ。上には生姜、中にはネギを。

 

赤貝

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閖上の派手な香りはないが甘みはある。

 

赤貝のひも

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醤油漬け。

 

蛍烏賊のなめろう
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変わり種。

非常にシャリ馴染みがよく、赤酢と味噌の旨味・コクとの相性抜群です。実験的であり相当美味いです。

 かます

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ねっとりとして旨味が強い。皮目にも旨みがあります。

 

この日の鮪はやま幸の鮪。

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この価格で生の鮪って有難い。

 

赤身

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銚子。天身の赤身ということでフワっとしてとても柔らかいです。香りよりも旨味が強い印象。

 

背の中トロ

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こちらもフワッと軽く柔らかい身質。

脂もあるがあっさりとしておりこの時期っぽいガツンとしたものはないけどシャリとのバランスはいい。

 

小肌

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子安。肉厚でみっちりと。

 

帆立の磯部握り

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これも変わり種。磯辺巻きにシャリを合わせたもの。全然違和感ありません。

 

甘エビ

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鮮度がかなり良かった為、あえて昆布〆にせず。

プリッとねっとり甘み旨味が強烈。

純粋なネタの持つパワーが強い。

 


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初鰹。きめ細かく舌触りよく香りもいい。

 

雲丹

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クリアで綺麗な甘み。美味しい雲丹です。

 

鮪頬肉のホロホロ煮丼
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甘めの味付けで赤酢のシャリの酸と合うのなんの。

 

赤酢の稲荷寿司
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こちらもいなりの甘さとシャリの酸の対比。

こういう赤酢を活かした料理は素直に感心する。色々応用できそうですね。

 

お会計は驚きの7,700円。

流石はっこく2番手の斎藤さんと言ったところか、握りの上手さは間違いなく、この値段でこのクオリティの握りが食べられるとはかなりお得。

ただし毎回職人が変わる為、このクオリティもこの回のみだから貴重な経験をした。

 

売り上げの一部はコロナ寄金にまわすとのことでオーナーさんからは金儲けの匂いが全くしない事にも好感がもてた。

今後若手の職人にとっても挑戦できる場となるだろう。

また時間をあけてから再訪したい。

ごちそうさまでした!

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