京橋の王道フレンチの「シェ・イノ」へ。
フレンチ界では老舗で知らない人はいないくらいの店。
残念なら井上旭シェフは2021年11月に他界。
いまは彼の味を守るため、古賀純二シェフが継承。
場所は京橋駅5番出口より徒歩1分。
意外にもビルの一角にある。
目の前のスクエアガーデンに20年、移転してからは18年というなかなかの老舗。
だけど店内の壁なんか見ると凄く綺麗にされている。
天井は5mという開放感ある空間に格式高めの雰囲気だが伊東支配人の陽気さのギャップもまたいい笑
ディナーの18,700円のコースを選択。
どの皿もとことん重厚感あるソースで食わせるクラシカルな王道フレンチ。
「ソースが主役」という極めてフランス料理の基本に忠実と言えよう。
黒トリュフを挟んだパスタのラビオリからコースはスタート。
オマール海老の殻の強烈な香りとコクと甘さがたっぷりでたアメリケーヌソースの余韻、サクッとした舌平目の出汁に少しフォンドヴォーをきかせたソースの旨さは感動級。
牛の頰肉の赤ワイン煮込みのソースは今日イチの粘度。
どっしりとして正統派のフランス料理を食べた。
空間含めて非日常のレストラン体験は何物にも変え難い満足感がある。
コースは魚料理、肉料理それぞれ3種類くらいの中から選択させるがどれもそそられるので選ぶのが大変。逆に同じ月に2回来れたりする楽しみもあるかも。
以下、いただいた料理。
ラビオリ、黒トリュフ、栗のソース
オマール海老、アメリケーヌソース、ホワイトアスパラガス
フォアグラ、蕪、バルサミコ
舌平目、フォンドヴォー
牛の頰肉、赤ワイン
バスク、ガトーショコラ
本日のお酒
お会計約3万円。
井上シェフのDNAを受け継いだ素晴らしきレストランでした。
ごちそうさまでした。
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