本日は焼肉好きなら誰もが知る「炭焼 金竜山」へ肉バカの小池克臣さんと。
新規予約は不可。
キャンセル待ちは800組以上。
常連客のみでまわり続けるとんでもない店。
娘夫婦がオープンした「赤坂 らいもん」共に予約が取れない店として超有名。
ちなみに読み方は「きんりゅうざん」じゃなくて「きんりゅうさん」ね。
場所は白金高輪駅より徒歩15分ほどの住宅街に位置する。
炭焼という事で炭に火がついてはいるが火のつき具合にムラがあるため、小池氏によれば「最も難しいお店」だそうだ。
小池氏は網をクルクルまわしながら器用に焼いていたがこれを素人が焼くのは相当酷な話だ。
肉は基本、和牛。
タンもハラミも和牛。
カルビは4段階あり山頂に到達するごとにどんどん白くなっていく。いわゆる、雪山である。
酒はほどほどに。
この金竜山を登頂するにはご飯というアイテムが必要になる。
酒飲みは酒を飲んでる場合ではない。
ひたすら肉と米に向き合う者のみが山の頂に到達できるのだ。
以外、いただいた料理。
上タン塩 4,000円
和牛の黒タン。焼き方次第で味が変わりますね。
半生くらいがサクプリで柔らかく噛めば噛むほど肉汁が溢れる。
ハラミ 3,000円
ハラミとは言いながらも右はサガリですね。
肉厚カットの国産ハラミ、うんまいす。
上ミノ 1,300円、小袋 1,000円
小池氏曰く、小袋は経産豚。理由はお産した後の様な太さの為。なるほど。
そしてサクッと軽快な食感にブチュッと肉汁はじける。小袋でこの体験はなかなか味わえない。
中カルビ 2,600円
ザブトン。ここからご飯必須。タレにたっぷり浸してご飯にバウンドして。
柔らかく蕩けていく。いやぁ、焼肉には白米ですな。
並ライス 300円
キムチ盛り合せ 1,000円
上カルビ 2,800円
ロースの巻き。融点が低くあっという間に溶けていく。
白米がないと太刀打ちできない相手。
脂を丁寧に落とした。
特上カルビ 3,200円
金竜山という山頂に鎮座するラスボス。
部位はリブロースの芯。
スッと噛み切れるノンストレス肉。
米の減りが異常に速くなる。
やばい、負けるな俺。
シンシン 3,000円
カルビよりもむっちりとした赤身肉の腿肉の旨味を堪能。私的にこのくらいがベスト。
特ロース 3,500円
特上カルビという山頂に到達したはずだがドSな小池氏はさらに山に登ろうと言う。
アイテムの白米は残りわずか。
ライフポイントもあとわずか。
最後の力を振り絞って一気に男達はかきこむ。
誰か倒れても後ろは振り向くな、前だけ見て進め!
そして男達は見事、金竜山という山頂にて旗を立てるのであった。
お会計約12,500円。
確かにサシがよく入った部位だったが後で胃がムカムカするほどのクドさみたいなのはなく脂はその場でスッと流れるような感覚。
肉質がいい証拠である。
しかし次の予約は半年先…。
ごちそうさまでした!
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