山形・鶴岡にある焼肉屋「とがし肉家 鶴岡店」。
山形県鶴岡市、美咲町の一角に構える「とがし肉家 鶴岡店」。
精肉卸の老舗「富樫精肉店」が手がける焼肉店で、山形牛をはじめとした国産牛・豚・鶏・ホルモンをリーズナブルに楽しめる、地元でも評判のお店です。
精肉卸のノウハウを活かし、山形牛をはじめとした国産牛・豚・鶏・ホルモンをリーズナブルに提供する地元に根付く焼肉チェーン店。
店内での捌き、自家製ダレ・キムチ・スープにもこだわりあり。
「とがし肉家」はどんな店?
創業は昭和38年(1963年)。
高度成長期に初代・富樫昭吾氏が、家畜商と養豚業から発展させる形で、加工販売まで行う「富樫精肉店」を開業しました。
その後、昭和50年(1975年)には山形県鶴岡市に進出。さらに昭和60年(1985年)には鶴岡銀座店を開業し、その後も移転や店舗展開を重ねています。
現在、「とがし肉家」は鶴岡店だけでなく、酒田店、さらに宮城・石巻にも展開している焼肉チェーンと成長。
精肉卸の富樫精肉店が展開する焼肉業態だからこそ、店内で丁寧に捌かれる新鮮なお肉をリーズナブルに提供。
山形牛をはじめ、国産豚・鶏、ホルモンも充実。自家製のタレやキムチ、山形牛スジのスープなど、手作りへのこだわりも随所に。
その実力は、「鶴岡市民が選ぶ観光客に絶対おすすめのお店30選」(2025年1月)にも選ばれるほど。
実食レビュー 2025年8月訪問
店の隣に「本家かまどや」という弁当屋もあるがこちらも肉卸を活かした業態。
肉卸をしているとどうしても端材などが出てくるため、このように横展開するのが端材が余らずにベターだと思います。
正肉は山形牛。そりゃ山形だからね。
「山形肉牛協会」なんてあるんだ。
都内でも山形牛を使った美味しい焼肉屋「Hodori(ホドリ)」もあるがこちらはいかに。
店内は全64席。半個室や掘りごたつ席もあり、家族や友人同士、団体まで幅広く対応可能。
全席禁煙で、清潔感のある落ち着いた空間です。
注文はタッチパネル式でスムーズ。初めてでも安心して利用できます。
意外と牛肉の種類が少なく、カルビ、ロース、ミスジくらい。バラ肉中心のお店みたい。
卸のお店ならもっと牛肉は種類が欲しいところ。
値段も結構する印象です。
チョレギサラダ 698円
チョレギサラダはシャキシャキ感と香ばしいごま油が食欲を引き立て、箸休めにも最適。
牛タンすじ塩 798円
「え、メニューにタン筋あるの?」と思ってテンション上がってオーダー。
カットがかなり不均一ですね。
タン筋は「筋」が命です。
なんなら筋がないカットもある。
タン筋は筋の旨みを楽しみたいのにこれじゃただのシンプルにさっぱりとしたタンじゃないか…
ロース 999円
カットがやはりバラバラだ。もうこういうお店なんだろう。
肉自体は赤身肉の旨さがあって美味しいです。
バラカルビ 999円
脂はそこまでしつこくなく適度な旨味があります。
ハラミ
焼酎ロックはサービスいいです。
スタッフの対応はどなたもいい感じです。教育が行き届いてるのか。
もう少し肉屋ならではの部位があっても良いと思いました。ランプとか後ろ足の部分とか希少部位とかあると訪れる楽しみが広がりそうです。
「カルビ」というくくりばかりで少し勿体無いかと。昭和のお店のままです。
カットももう少し丁寧にされた方が。まぁこれが田舎の焼肉屋なんだよと言われるとそれまでですが…ごちそうさまでした。