本記事で紹介している「コート ドール」は2025年2月末をもって閉店しています。
東京・白金高輪にあるフレンチレストラン「コート ドール」。

本記事では、「コート ドール」についてれほします。
「コート ドール」ってどんな店??
1986年2月オープン。斉須政雄シェフが東京・三田に開いたフランス料理店「コート・ドール」。
斉須氏は1973年に渡仏し、「ヴィヴァロア」など名店で経験を積んだ後、1981年にはベルナール・パコー氏とともにパリの三つ星「ランブロワジー」の開店に携わった人物。
帰国後、日本のフランス料理界を牽引する存在として同店を立ち上げた。
料理はクラシックを土台にしながらも、過剰な装飾を排した極めてシンプルな構成が特徴。
素材そのものの力を引き出すことを徹底しており、長年変わらず提供され続けたスペシャリテの数々は、多くの料理人や食通に影響を与えてきた。
アラカルト主体で自由に組み立てられるスタイルも特徴で、その日の気分や食欲に応じて楽しめる。
店が入居していた「三田ハウス」は、昭和の高級マンション文化を象徴する存在としても知られ、白金高輪エリアの静かな住宅街に溶け込むように営業。
ソムリエによるワイン提案も評価が高く、日本におけるグランメゾンの一つとして長年支持を集めた。
2025年2月末をもって閉店したが、日本フレンチ史に残る名店として現在も語り継がれている。
実食レビュー【2022年9月訪問】
今宵は王道フレンチの「コート・ドール」へ。
店は白金高輪駅から10分ほど歩いた所。
3人で予約し、申し訳ないことに私は10分ほど遅刻してしまったがどうやら全員が揃わないと席につけないルールだったようで仲間を待合席で待たせてしまった。
別に席に通してくれてもいいのにこの決まりはなんなんだろう?まぁ自分が悪いんだけどね。すみません。

一応本日のメニューが渡されるが最初なのでシェフのおすすめコースをお願いした。
料理はとにかくどれも王道クラシカル。
あえていまの流行りや時代を追いかけることはしない。そういう意味で斉須シェフの料理はすでに完成されているのかもしれない。
以下は自分が直感的に感じたことである。

トマトソースの上に赤ピーマンのムースが盛り付けられた一品目はシンプルを突き詰めたもの。
一皿目からなるほど、こういう感じですねと悟る。

次の梅と紫蘇の冷製スープは酸味と紫蘇の風味が爽やかで夏にはピッタリ。
ポリポリっとした系ウリの食感がアクセントになっていて最初は新鮮だったけどスープ自体はやや単調で途中からだんだんとダレてきてしまった。

3品目は穴子と帆立貝のテリーヌ。
穴子が活きるのは天ぷらか鮨だと思ってる自分には特に何も感じず。いわゆる王道テリーヌです。

鹿児島産のスジアラを使った蒸し焼きはサフランソースが美味しくてまったりとした中にきりっとした酸味が光ってました。
特に手でしゃぶりつく骨つきのスジアラは皮とゼラチンが美味かった。脂の甘味とソースの酸味の対比もいい。

メインはフランス産ビゴール黒豚肩ロースのステーキ。ソースはペッパーソース。これも甘さと酸味のバランスが綺麗。
豚肉は旨味が強くてソースも旨味が強いので旨味と旨味のぶつかり合いは食べていて疲れるは疲れる。

シェフは最後まで一切顔出さないです。
できれば見送りの時くらい作り手の顔は見たいんですがコロナ禍なので仕方がない。

料理はどれもプロの仕事を感じさせてくれます。王道フレンチには王道フレンチの良さはあるのはわかってます。だけど皆さんが絶賛するほどの感動は得られなかったのが正直なところ。
どこかレストランには旨い+αを求めてしまっている自分にはもしかしたら合わないのかもしれない。
これは自分のみる角度が違うというか、店は悪くないです。
妻と記念日にきて食事を楽しむ分にはきっと素晴らしいレストランなんだと思います。
ちなみに接客は流石です。



お会計は1人約30,500円。
ごちそうさまでした。
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店舗情報
・名称:コート・ドール
・ジャンル:フランス料理
・住所:東京都港区三田5-2-18 三田ハウス1F
・最寄駅:白金高輪駅 徒歩8分
・営業時間:火〜日 12:00〜14:00/18:00〜20:30
・定休日:月曜日・第2第4火曜日・8月中旬・年末年始
・オープン日:1986年2月
・予算:昼 ¥6,000〜¥7,999/夜 ¥20,000〜¥29,999
・支払い方法:カード可(VISA・Master・JCB・AMEX・Diners)
・サービス料:10%
・席数:34席
・個室:なし
・貸切:可
・禁煙・喫煙:全席禁煙
・駐車場:なし
・電話番号:非掲載
・予約:予約可
・備考:2025年2月末閉店。昼・夜ともにアラカルト対応あり。








