神保町のカレーの名店「カリーライス専門店エチオピア 本店」へ。
都内でも言わずと知れたカレー激戦区である神保町で1988年創業からトップを走り続けるスパイスカレーの老舗店。
しかしアフリカのエチオピアにカレーのイメージはない。
これは当初、カレーとコーヒーの店としてオープンしており次第にカレーの方が有名になったんだとか。
店名はエチオピアコーヒーの「エチオピア」から。
メニュー
カレーは辛さが0〜70倍まで無料で選択できる(裏メニューで100倍あり)。
辛ければ辛いほどスパイスを使用する為、スパイスを堪能したければより辛いカレーがおすすめ。逆に0辛だとあまり醍醐味はない気がする。
という事で初訪問なので様子見で70倍をオーダー。
まず出てきたのが茹でたジャガイモ。
塩をふってこのまま食べても良し、後でカレーに投入しても良し。
・玉ねぎのアチャール 80円
味付けは濃いわけでもなく、酸味があるわけでもないがスパイスによりジワジワーっと舌を刺激してくれる。
・ミックス ビーフ+野菜カリー 70倍 1,290円
辛さを増した所で金額が変わらないサービス精神が素晴らしい。だから一層残せない。
ご飯はバスマティライスではなく普通の日本米。インドカリーではなくあくまで「インド風」という事か。
ルー自体は程よく粘度があるもの。70倍だからかな?
一口食べると野菜の甘みが出て全然辛くないと思ったら時間差でやってきた。
カプサイシンが辛さを感知するTRP(トリップ)V1という感覚センサーに反応したようだ。
このTRPV1は舌の上皮細胞の内側にあり、カプサイシンが上皮細胞を軽やかに通り抜け、到達するまで時間がかかる。タイムラグはその為である。
70倍まで嵩上げされたスパイスは香り高く食べながら食欲を刺激してくれる。
ゴロゴロっと入った野菜は食べ応えがあり、牛肉はホロホロでとても柔らかい。
確認できた野菜はプチトマト、ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、茄子、えのき、シメジなど。
確かに辛いは辛いが騒ぐほどじゃない。
野菜や脂の甘みがまた一層味わいを深めている。
単に唐辛子が増えるのではなくスパイスの密度が高くなっている。
ここに玉ねぎのアチャールを投入。
シャキシャキッの食感がまたアクセントとなる。
にしてもご飯が多い。辛さよりご飯の量に苦戦するのは想定外だ。
もし100倍にするならご飯半分でいい。
何とか完食し店を出る。
スパイスで何故かハイになってる自分がいる。
ごちそうさまでした。
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