ボキッ感がねぇ
蓮爾 登戸店の元店主が武蔵新城にて新店をオープンさせた。
店名は「ラーメン ZENZEN (ゼンゼン)」。
10/15オープンでまだ半月しか経ってないホヤホヤの新店。
蓮爾歴11年になる私が行かない選択肢はない。
寒くなって並ぶのがキツくなる10月末のこのタイミングで武蔵新城まで。
平日の19時45分着。看板はないが行列とスマホがここだと示している。
初日は三時間待ちという恐ろしい話を聞いてたのでビビりまくってたら意外にも外待ち12人。
まぁこのくらいならまだ頑張れる。
ここも蓮爾 登戸店と同じで先に食券を購入して列に並ぶ。
並び始めて35分後の20時20分にようやく着席。
なんとワンオペ。けどそこまで動きはスピーディではなあ。
多分麺が普通のラーメンより太いからワンオペも可能なんだろうな。
店内は綺麗。蓮爾とは大違い。
BGMはラジオ。ここも無音の蓮爾とは違う。
てかよく考えたらそれって普通のラーメン屋じゃねぇか。
いかに蓮爾が特異な空間だったのかがよくわかる。
店の広さは登戸店と同じくらいか。
店内は撮影禁止。外観とラーメンのみ可。
店主は相変わらず平ザルとトングで麺を上げている。
これ普通のラーメンなら麺がブチブチっと切れる。どんだけタフな麺だよ。
トングで麺上げって蓮爾かここくらいだよな。
そして20時40分着丼。
並び始めてから約一時間後。
ラーメン 700円
ついにきた。盛りは二郎系の標準か。
ヤサイは登戸と同様でクタ気味。
豚もある程度の大きさで安心。
麺の量は350g。
蓮爾が370gなので20g少ない。
若干だけど蓮爾よりも細い。
一口食べてみる。
なんだか違和感が…
蓮爾のボキボキの粉っぽさがない。
蓮爾の麺はある程度まで噛むと途中から「ボキッ」と小麦をもろに感じる瞬間がある。
(どんなラーメンだよ)
そのボキ感に11年間すっかり慣れてしまった私はこの麺に戸惑いを隠せないでいる。
むしろクニュっとした少し硬めの麺といった感じ。
食感としては普通なのだ。
普通の太くて硬めの麺といった感じ。
製麺機を変えるとここまで違いがでるのか…。
誰だよ、「蓮爾と変わらない」とかいうニワカは。
ZENZENちげぇじゃねぇかよ。
豚はホロホロトロトロで美味い。
味付けも抜群でこれは登戸の豚を引き継いだ感じ。
スープも登戸の甘い味醂系。
乳化も進んでおり化調もかなり効いている。
350gだけど体感370gと変わらない。
最後はだんだん化調がキツくなってくる。
美味いか美味くないかで言えばかなり美味い。
さすが登戸店の元店主。
結論 : 一番の違いは麺。
蓮爾の最大の魅力はあのボキボキ麺だと思ってる私からするとやはり違和感を感じてしまう。
って思ったけど、
「蓮爾」じゃないんだから別にまぁいいか。
せっかくの心機一転で店名も違うんだからコピー品作っても意味ないし、小麦を感じたい人は蓮爾に行けばいいだけの話なのだ。
このZENZENは蓮爾の麺をもうちょっと食べやすくした感じで一般的にはこっちの方がウケると思う。
だけど私のようにあのボキボキ麺に慣れてしまった人には正直物足りなさを感じることだろう。これはもう好みの問題かと。
これからも頑張ってくださいませ。ごちそうさまでした!
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