【北海道札幌市】鮨 一幸「日本を代表する孤高の名店!札幌でいただく本格江戸前鮨!」

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寿司(鮨)

「鮨 一幸」は今や全国的なお店になった。

鮨好きなら知らない人がいない程の札幌の名店だ。

常に満席で予約困難。

今回の予約は二ヶ月前。

1人なのでキャンセル待ちを狙って電話確認。

そしたらたまたま金曜日にキャンセルが出て「空きが1席」とのこと。

すかさず予約をとる。本当についてる。

東京と札幌では気温が10度も違うらしく少し厚着で向かう。

正直暑いのでジャケットは手で持っていく。

16時 新千歳空港駅出発。

そこから約40分ほどで札幌駅へ。

札幌駅近のホテルでチェックインを済ませ、隣駅の大通駅まで札幌市営南北線で向かう。

大通駅もデカく、どの出口から出ればいいのかわからなかった。

18時ギリギリになってようやく辿り着いた。

「鮨 一幸」は建物の二階に位置する。

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長い道のりだった…
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入ってみると銀座の鮨屋にあるような凛とした空気。

すぐに大将の工藤さんが出てきた。

なんというか、独特なオーラを放っている。

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店内は余計なものが一切置いていない。

とても洗練された空間である。


 

まずは生ビールで喉を潤す。
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さて、お任せコースの始まり始まり。


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この時期は脂がぬけてて一番味が出る時期とのこと。

しっとりとしつつもとても味が濃い。


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何も付けなくても十分旨味が強い。

ムチムチとした食感も心地よい。

メジマグロの刺身

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つまり鮪の子供。皮は炭火で炙ってある。

黒いのは海苔醤油。香ばしく脂は甘い。


 

子持ちヤリイカの雲丹詰め
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なんて綺麗な見た目だろう。

もはやフレンチみたいだ。

子持ちヤリイカの卵は濃厚でそこに雲丹のまろやかさも加わる。

ミル貝
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岡山産。コリコリ、サクサクっとした食感でミル貝独特な香りが素晴らしい。

ここから握りへ。

醤油の入れ物がめちゃオシャレ。
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ガリは甘・辛・酸味全てのバランスがいいもの。
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春子鯛

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握り一発目は春子鯛の昆布締め。

とにかく身が柔らかく、仕込みが丁寧だとわかる。

春子鯛は時間が経つとすぐに水分が飛んでパサついてしまうので前もって仕込むことができない繊細な魚。

どんなことがあっても春子鯛は必ず一発目に握ると大将は決めているそうだ。

シャリは米酢のみのシンプルなもの。

モチモチっとした食感は硬いシャリを好む自分にとってはいささか柔らかいと感じた。

サヨリ
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淡泊な味だがコリコリっとしたしっかりとした身質。

工藤大将は淡々と握っていく。それでいて動きにも無駄がない。
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金目鯛 
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千葉県勝浦産。

炙った香ばしさと脂の甘味が絶妙。

春子鯛のしなやかさ、サヨリの歯ごたえ、金目鯛の脂と流れが計算されている。

本日の鮪は東京都の八丈島産。
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どうやらネタは北海道産にはこだわらないようだ。いいものを全国から取り寄せるスタンス。


 

中トロ 
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東京の八丈島産。

綺麗に脂がまわっており甘味がたまらない。

大トロ
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まさに上質な鮪の脂。

馬糞雲丹
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北海道浜中産。めちゃクリーミーで甘い。

ノドグロ
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箸で崩しながらいただく。

パリパリでフワフワ。脂がもよくのっている。

脂と酢が反応することでシャリの印象もまた変わる。


 

オニアジ

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とてもみずみずしく味も濃い。

 生姜とアサツキでノドグロの脂がスッと消えた。

帆立
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北海道の野付半島産。季節ものでいまだけだそうだ。

大将曰く帆立は火入れが難しいらしい。

帆立の粘りとシャリとの完全な一体感。

毛ガニ
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上には蟹味噌。ホロホロっとして甘味も十分。

穴子
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ホロホロでとても柔らかく、さらに濃厚な味わい。


 

玉子焼き
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外側はフワフワだが、中心に向かってだんだんとトロトロになっていく。

このレベルの玉子焼きはなかなかお目にかかれない。

以上がお任せコース。

ネタは北海道産にはこだわらず全国から一流のものを取りそろえる。

札幌にいながらまるで銀座の様だ。

よって価格は30,000円と東京と変わらない。

他県から来た人にとってはせっかく北海道に来たんだから北海道のネタを食べたいと思う人もいそうだ。ここは難しいところで評価は分かれそう。

全体的なボリュームは他店に比べると物足りない。

だが緻密に計算された料理に対しての満足度は高い。ごちそうさまでした!

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