本日は「ワンタンメンの満月」へ。
とは言っても東京の三鷹市です。
吉祥寺の隣でジブリの森があるところ。
そんな店が60周年を記念して東京の三鷹に進出。
オープンは2020年2月。
場所は三鷹駅南口より徒歩10分ほど。
通し営業でピークタイムはいつも行列ができるほど。
店内はテーブル席多め。アクリル板が設置されておりコロナ対策もバッチリ。
ちなみに店主は女性でもちろん酒田出身。
やっぱりここにきたらワンタンメンは外せないだろう。
さほど待つことなく着丼。
煮たまご入りワンタンメン 890円
綺麗なブラウンスープ、澄んでます。
フワッと煮干しのいい香り。
あぁこの懐かしい匂い、たまらねぇ。
(東京生まれ東京育ちだけど)
具材はチャーシュー、ワンタン、煮たまご、メンマ、ネギ。
まずスープをズズッと一口。
円やかでコクのある醤油の旨味を纏わせ節系の風味や鶏出汁などの丸みを感じる。
見た目通りアッサリとはしているが出汁のバランスが秀逸でそこに物足りなさは皆無。
確固たる旨味が軸となっているスープだ。
出汁は煮干し、アゴ、節系、昆布、丸鶏、玉葱などを使用。
これが透き通る極薄ワンタン。
箸が黒いから余計その薄さが際立つ。
食べてみるとふわふわ、トロトロです。
あっという間に口の中で溶けていく様な感覚。
ちなみに新聞紙を透かして読めるくらい薄いんだとか。
麺は中細縮れ麺を直前で手揉み。
この縮れがなんとも酒田っぽい。
本店は自家製麺だがこちらでは大成食品の特注。
細さと加水率の関係でやや柔めです。
柔めだけど特に気にならない。
麺の風味がまたいい。
チャーシューはもも肉でしっとりとして柔らかく。個人的には酒田のラーメンって麺とスープは美味いがチャーシューに難ありだと思っている。
だけどここのもも肉は美味いです。
チャーシューワンタンもあり。
煮たまごの味はしっかりとしてます。
だけどスープの邪魔にはなっていない。
ワンタンはあまりの極薄が故に徐々に麺と絡み出す。麺にワンタンのトロみが加わりまた独特の食感を生む。
あっという間に完食してしまった。
食べ疲れもない。
ひたすら余韻がいいので幅広い層にうけそう。
唯一無二のワンタンメンでした。
ごちそうさまでした!
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