東京・梅ヶ丘にある「やきとりshira」。
カウンターは9席、テーブル席は一つ。
白柳公之大将の串は躍動感に満ちている。
かなりの量の紀州備長炭を使い、熱量は強い。
この火力であれば腕のない職人でならあっという間に硬く焼きすぎた肉となってしまうからだ。
遠赤外線によりふっくらとしているのに皮めはパリッと焼けそしてジューシー。
直接仕入れた滋賀県の淡海地鶏、静岡県の天城軍鶏を高い技量で提供してくれる。
一串目から旨味の余韻に酔いしれる。
2024年7月訪問「最強の余韻」
サロンの貸切で訪問。通うたびに感動させられる。
2022年9月訪問「2022.9.9訪問」
4月にはじめて来てから6回目。もはや記録として。
・とりわさ、大根おろし
・ねぎま
・つくね
・淡海地鶏のレバー
・線胃
・焼蕪の梅ソースのせ
・うちもも
・銀皮
・淡海地鶏の皮焼き
・卵巣
・ぼんじり
・背肝
・天城軍鶏ハツ
・ふりそで
・まるぎも
・ソリレス
・せせり
・鶏そば
2022年7月訪問「淡海地鶏と天城軍鶏を最も上手に活かす職人」
旨味に溢れる淡海地鶏と天城軍鶏を最高の火入れ技術で仕上げる極上焼鳥がいただける「やきとりshira」。
2022年の食べログ百名店入りし益々勢いが増してきた。
本日4回目の訪問。
ねぎを淡く繊細な火入れで施した肉で挟んだねぎまから串はスタート。
砂肝ではなく肝の皮である銀皮の軽いシャリシャリの食感心地よく、遠赤外線をたっぷりと浴びた皮パリ身ふっくらジューシーなうちももでカウンター攻撃。
火入れ柔らかく溶けるようなレバーから荒々しい叩きをふんだんに入れたつくねへの流れも緩急あっていいです。
ポテトサラダ、レバーパテで一旦流れを変えて後半戦のハツ、せせり、背肝、ふりそでとまさに白柳大将の真骨頂。口内で旨味が暴れる暴れる。
〆は濃厚な鶏そばとそぼろ丼をそれぞれハーフサイズでいただきフィニッシュ。
ちなみにこの日の白ワインボトル2本(下の写真参照)がエグいくらい濃厚旨味これ以上ない至福の時間でした。
これだけ飲んで食べて追加もして1人約15,000円ほどという最強の店。
モロヘイヤの摺流し
ねぎま
銀皮
うちもも
レバー
つくね
ポテトサラダ
レバーパテ
はつ
せせり
背肝
ふりそで
ゴルゴンゾーラの油揚げ
精巣
ぼんじり
追加 線胃
鳥そば ハーフサイズ
そぼろ ハーフサイズ
ボトルにて
いやぁ、どちらもうまい!
【やきとりshira】の動画
前回お邪魔した時の余韻が忘れられず、2回目訪問「やきとりshira」へ。
場所は小田急線梅が丘より徒歩1分。ビルの地下一階に位置する。
L字カウンターは9席、テーブル席は一つのみと店内はコンパクト。
いい意味で賑やかで活気溢れる店内。目の前で大将が焼いてる姿が見える。
白柳公之大将の串は一言で言うなれば、躍動感に満ちている。
かなりの量の紀州備長炭を使い、熱量は強い。
この火力を扱うには相当な腕がいる。
あっという間に硬く焼きすぎた肉となってしまうからだ。
遠赤外線によりふっくらとしているのに皮めはパリッと焼けそして鶏油が口中で爆する。
養鶏場から直接仕入れた滋賀県の淡海地鶏、静岡県の天城軍鶏を高い技量で仕上げ、食べ手を激情させ、一串目から強烈な旨味の余韻に浸らせる。
淡海地鶏を使う焼鳥職人は上野広小路の「鳥恵」の小澤さんか。
予約時に串をとりあえず10本ほどお願いしておいた。
余計な一品料理はいらない。焼鳥屋にきたら焼鳥をひたすら食いたい。その願望を叶えてくれる。
以下、いただいた料理。
クレソンのサラダ
砕いたナッツとドレッシングと共に。
ねぎま
胸肉にネギが挟んである個性的なスタイル。
ふっくらと焼き上げた鶏肉に絶妙な薫香が鼻を抜ける。この火力にも関わらず肉油は保たれている。
線胃
鶏には前胃と後胃の2つの胃があり、前胃にあたる部位。
とにかく旨味が濃く余韻が長い。
食感はホルモンぽさがある。
つくね
粗挽き感や猛々しい焼き加減で肉肉しさがあるが中はジュワっと肉汁が溢れ、薫香が抜けていく。軟骨なのか砂肝なのかが細かくカットされたものが入っていた。
背肝
腎臓のこと。
ふわコリの食感に脂の甘さがある。
ソリ
生命力を感じる強烈な弾ける様な弾力。
皮は食感強く、旨味も濃い。
レバーパテ
ぼんじり
張りがある。弾力がありはつらつとしている。ぼんじりのイメージが変わる。
脂も胸焼けするものが多いがスッと流れる感覚がある。
白子
プリッと口中で旨味が弾け、トロトロでクリーミー。ひたすら余韻に浸る。
皮焼き
腹の皮で香ばしさと力強い歯応え。
ハツ
天城軍鶏のハツ。ほとばしる肉汁、ハツとは思えないしっかりとした弾力。
ジャンボマッシュルーム
ジュース。ジュースを食べる。
ふりそで
皮パリ、噛み締める度に旨味を発揮する強い肉質、ジワる肉汁、薫香と全てを兼ね備えた最強の串。
銀皮
砂肝の皮。ぷりさくの食感が面白く硬さもない。処理の仕方でしょうかね?
ハラミ
ハツモト
2本しかなかったのでみんなでシェア。
焼きによる香ばしさと甘辛のタレが抜群に合います。色濃い旨味の余韻。
天城軍鶏の手羽先
皮もかなりしっかりとしてハリがある。
パリパリの存在感が凄く、肉質も強く締まった力強い手羽。これこそ軍鶏の躍動感がハンパじゃない。
たんかいじとりの手羽先
〆のそば
最強鶏白湯。
旨味は強いが塩味は抑えられているのでより出汁に集中できますね。
そりゃ今までの鶏を使ってるんだから旨くないわけがない。全員黙らせる〆。
本日のお酒
お会計は約16,000円。
淡海地鶏、天城軍鶏をこれ以上ない程の技術で焼き上げてくれた。最後の〆のそばまでテンションを維持させる。
予約困難店に行くために頑張るくらいなら絶対にこちらのお店をお勧めします。
ごちそうさまでした。
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