名古屋駅前の大名古屋ビルヂングの地下一階に位置する「男前鮓」。
こちらは「築地青空三代目」が手掛ける立ち食い鮨のお店。
同じフロアのすぐ近くに築地青空三代目もあります。
しかしなぜ「鮨」でなく「鮓」の字を使うのだろうか?
この字は江戸前の握りより古い関西の押し寿司や箱寿司のイメージだ。メニューにあるのか、または何かそこに狙いがあるのだろうか?
店には11時半前に到着したが待ちは4名。
20分ほど待って店内へ。
その後も列が続いていく。
・澤乃井 550円
・昼の7貫 1,496円
安いなぁ。一貫200円じゃん。回転寿司並。
握り手は2名。
以下、いただいた料理。
サーモン
おいおいおい。まさかの一貫目がサーモンとはずっこけそうになった。
江戸前でもなければ鮓でもなかった。
だけど赤酢。
酸は抜け、米は若干パサついてる。
真鯛の昆布〆
真鯛に何故ふり柚子をかけるのか?
鯛の香りを掴みたいのに。
もはや「なぜ?」を言い出すとキリがない様です。
鰯
赤身
中にネギトロがかませてある。握りにする意味というか、もう巻物でいいじゃない。
鰆の炙り
トロの手巻き
お会計は約2,050円。
鮨は進化していくものだし個人的には何乗っけてもかまわない。だがそこに「なぜ乗せるのか」作り手なりにしっかりとしたロジックが伴っていて美味くなればの話です。
信念がまったく見えずそれっぽい握りを出してるだけなので鮨を食べてきた人間からするとなんだか悲しいな。
まぁ安いしそれでも客が入っていればいいんでしょうけど、これだと築地青空三代目という看板まで損をしかねない…
ごちそうさまでした。
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