神奈川県川崎市にあるラーメン店「手打ち中華そば 酒田」。

川崎区・京町。駅から少し離れた住宅地に、知る人ぞ知る一軒が静かに暖簾を掲げている。
「手打ち中華そば 酒田」。
山形・酒田市で愛されるご当地ラーメンの名流、「ケンちゃんラーメン」のインスパイア店として知られ、関東で本気のケンちゃんラーメンを味わえる貴重な存在。
看板も派手ではなく、客層も静か。
しかし一杯の完成度は、確かにあの酒田の味を思い出させる。
「手打ち中華そば 酒田」ってどんな店?
オープンは2018年9月15日。
山形・酒田の名流「ケンちゃんラーメン」インスパイア店として知られ、関東で味わえる貴重な存在。

ケンチャンラーメンの心臓部は 手打ち・手揉み・多加水麺。
麺は平打ち気味の多加水麺を手揉みし、ぷるりとした弾力ともちもち感を持たせた仕上がり。
啜ると縮れにスープがしっかり絡み、麺そのものの香りが立ち上がる。
スープは煮干し・いりこ・昆布、そこに豚骨や鶏ガラをほんのり重ねた透明感のある醤油系Wスープ。
見た目は淡くても、飲むほど旨味が広がっていく「ケンちゃんラーメンの味」そのものだ。
さらに特徴的なのは「身入り」と呼ばれる背脂。
コクを足しながらも重さはなく、スープ全体に柔らかな甘味と旨味を加えてくれる。
2018年10月訪問
山形で人気のラーメン屋「ケンチャンラーメン」のインスパイア店が9月に川崎にオープンしたという情報を入手した。
「ケンチャンラーメンインスパイア」と呼ばれている店は他にも東京の牛込柳町にある「中華そば 葉山」が有名だったか。
オープンしたばかりということでまだ情報は少ないがすぐに川崎へ向かった。
最寄駅で言えば小田栄駅というところらしいが駅からかなり距離がある為、車で向かうのが得策。
日曜の昼12時。

まだあまり知名度がないのか立地の問題なのか待ちは0。
店名は「手打ち中華そば 酒田」。
ちなみにケンチャンラーメンの本店はまさに山形県の酒田市にある。
本店では口頭注文だけど食券機。
基本的にラーメンのみ。ここが潔くていい。
小は200g、中は300g、大は450g。
価格も良心的。

こちらもケンチャンラーメンと同じくお好みを選択できる。
とりあえず初回なので「身入り」だけで。

ちなみに「身入り」は「脂身」のこと。
もちろんケンチャンラーメンでは定番。
大々的にインスパイア店とうたっているわけではないがやはり「ケンチャンラーメンインスパイア」と言っても差し支えないようだ。

営業してるかはTwitterで確認。
便利な世の中になったものだ。

店員は一人でワンオペ状態。
静かにできてきた。
中華そば 700円

ほう、見た目はかなりケンチャンラーメンに近い。
というかかなり寄せた感がある。

具材はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、脂身。

チャーシューは脂身が多めのジューシータイプが2枚。
柔らかくてとろけます。

脂身はケンチャンラーメンよりもドロっとしている。
ラーメン二郎の脂身みたいだ。

麺はケンチャンラーメンテイストのツイスト系。
幾分コシが強く太め。
麺独特の風味は本家と比べると控えめ。
自家製麺でモチモチ。美味しいです。

スープは液体油多めで煮干しがキリッとたったもの。
動物系も感じるけどケンチャンラーメンよりも幾分煮干しが強め。
普通に美味しい煮干しラーメンといった感じ。

300gなので食べ応えはある。

全く同じにする必要もないしこういったラーメンが関東にできたことが喜ばしい。
関東にあるようで実はあまりない酒田のラーメン。
地元にあったら通うのにな。ごちそうさまでした!
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コメント
コメント一覧 (1件)
オーナーは山形出身らしですが、店長は違うみたいです。もうちょっと頑張って欲しいお店。味のブレもかなりあります。脂身券は諸刃の剣。脂身自体以上に、スープに脂っこさが入ります。個人的には別皿でもらいたいなかと。 せっかくの煮干が負けちゃうのが残念。