東京・銀座にある焼肉屋「銀座 ちかみつ 並木通り」。

場所は銀座駅A3出口から徒歩3分ほどにあるHULICビル4Fに位置する。
「西麻布 けんしろう」、「江戸焼肉」などで知られる「うしみつグループ」の一つで「江戸焼肉」と同じビルの同じフロアにあります。
うしみつグループについて
西麻布 けんしろう:2015年8月5日
焼肉 うしみつ 恵比寿本店:2017年2月9日
焼肉 うしみつ一門 目黒店:2017年6月29日
USHIMITSU NISHIAZABU:2019年9月14日
銀座 ちかみつ 並木通り店:2020年8月7日
銀座 ちかみつ 六丁目店:2021年7月4日
横浜 うしみつ:2021年9月16日
恵比寿 うしみつ:2022年3月12日
江戸焼肉:2022年5月30日
銀座 ちかみつ 並木通り店は、うしみつグループの9店舗目として、2022年5月30日にオープンした店舗。
完全予約制の完全個室焼肉店として、「日本一のおもてなし焼肉」を掲げ、銀座並木通りにうしみつグループのフラッグシップ店舗として誕生した。
2025年6月訪問
本日のコース27,500円。コースは何種類かあって一番金額がはるコースです。
ウチモモ。
こちらを雲丹と海苔でいただくうしみつグループ定番のメニュー。
温度帯が低いウチモモは口溶けよく、余韻と雲丹の甘み、海苔の香りが見事に三位一体となった一品。
続いてサーロイン、卵黄、胡瓜、ユッケの巻物。
このサーロインもかなり冷やされ、口溶けよく余韻と海苔の香りがよく調和し、よく計算された口内調理である。
この日は目の前でタンを捌いてくれました。神谷商店のタンです。
あっという間に綺麗にカット。見ていて気持ちいいです。
ここから味付けをして提供。
神谷商店。最近都内でも扱ってる店増えましたね。
薄切りタンも素晴らしい気持ちいい食感だ。
でも特筆すべきなのが今回この厚切りタン。
タンは味もそうだけど、とにかくこの分厚さにも関わらずスッとストレスなく噛み切れる爽快な食感が魅力だ。まさに歯が喜ぶ食感だ。
もちろんタン下に向かって香りや味わいは深まっていく。
続いてハラミとサガリ。ハラミは燻してあります。
限りなく、そして勇気のいる味付け具合。素材を信じてるんだろう。
噛み締めるごとに香りの余韻が立ちます。
サガリはザクッとした食感が気持ちよい。
小腸の煮込み。これは特に素晴らしい。
よく煮込まれており、濃厚でいて、だけどクドさがない。マルチョウの質がいい証拠だ。それに柚子胡椒などの味付けもバランスがいい。
うしみつグループの商品開発は優秀だ。
この店舗だけノンフライらしい。だけどカツサンド。混乱するわ。
つまり衣をつけて焼いた肉とブリオッシュである。これも見事。
揚げるとその場はいいが、実はチリつもでだんだんと苦しくなってくるもの。軽やかに食べられるカツサンドだ。
つけダレも目の前で調合という徹底ぶり。
ヒレは北海道と茨城の2種類とリブ芯。
一種類はさっぱりしてるヒレ。
もう一種は霜降り系のヒレ。これはタレと脂が見事に調和。
そしてヒレのサーロインの土鍋ご飯。
ヒレを角状にして食感の存在感を出す。サーロインは脂とコク。
さらに玄米茶のひつまぶし。これも脂がスッと流れ、素晴らしい出来栄えです。
〆には最高です。
ちかみつモナカ。白餡、ミルクアイス、いちごのソース、求肥。
食感や酸味、甘みを散らすあたりバランスいいなぁ。
トータル、やっぱりうしみつグループは優秀だと思いました。フルアテンドも対応良く、嫌な気する人いないんじゃないかな。
肉質がいいのはもちろんのこと、それに甘んじてないし一生懸命活かす方法を模索してる。努力が食べてる自分に伝わってくる(たまに逆のパターンもあるけども)。やっぱりうしみつグループはすごい。ごちそうさまでした。
店舗情報
店名:銀座 ちかみつ 並木通り
住所:東京都中央区銀座6-6-5 HULIC & New GINZA NAMIKI 6 4F A
アクセス: 東京メトロ銀座線・日比谷線「銀座駅」徒歩3分 JR山手線「有楽町駅」徒歩7分
電話番号:03-6263-8929
営業時間:17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:不定休 席数:完全個室(2~8名用)
支払い:クレジットカード可(PayPay等電子マネーは不可)