都会の喧騒を離れ、富士山のふもとでテントを張り、夜には星空の下で音楽に身をゆだねる──「GO OUT CAMP」と「GOOUT JAMBOREE」。
アウトドア雑誌『GO OUT』が手がけるこのイベントは、毎年全国から数千人が集まり、日本のアウトドアカルチャーを牽引する存在となっている。
GO OUT CAMPとは?

「GO OUT CAMP(ゴーアウトキャンプ)」は、アウトドア雑誌『GO OUT』が主催する日本最大級のキャンプフェスティバルである。
自然の中でのキャンプ体験と、音楽・ファッション・アクティビティを一体化させたイベントで、毎回数千人規模のキャンパーが集結する。

特徴は「ただの音楽フェス」でも「ただのキャンプ」でもなく、その両方を融合させた独自のスタイル。
ファミリー層からアウトドア愛好家、音楽ファンまで幅広く楽しめることから人気を集めている。
開催地とイベントの種類
代表的な会場は静岡県富士宮市「ふもとっぱらキャンプ場」。雄大な富士山を背景にテントを張れる絶景ロケーション。
GO OUT CAMP vol.X(秋開催):毎年9月ごろ開催
GO OUT JAMBOREE(春開催):4月に大規模に行われる派生イベント
GO OUT CAMP 冬:12月に行われるウィンターキャンプ版
これらのイベントを通して、四季折々のキャンプフェスを体験できる。
体験レビュー【GOOUT JAMBOREE 2026】
開催: 2026年4月10日(金)〜12日(日)。
DAY 1

初日。雨。
土砂降りの中テント設営は本当に地獄だった。
なぜならこのふもとっぱらキャンプ場はぬかるみが尋常ではないからだ。
奇しくもサンダルで来てしまった私はぬかるんだ地面と足が一体化する超絶不愉快な思いをしていたんだ…
と言うかなんで毎回15時からしか入れてくれないんだろうか。
金曜日に来ないと場所取りは厳しいため、毎回金曜日に来ざるを得ないのだが、そうすると温泉へのバスの送迎の本数が2時間に一回のみとなる。
土曜日の温泉は激混むのでやはり初日に入っておきたい。
しかしそのせいで15時オープンで、テント設営をして17時の温泉のバスの時間には絶対に間に合わない。そしてなぜか18時のバスはない。
次は19時のバスになると行って帰ってきて丸2時間が持っていかれれことになる。ゴールデンタイムが丸々持っていかれるのだ。
そのせいで初日はテント設営と温泉で終わることになる。運営側はこの制度をなんと考えているのだろうか?と言うか本当になんとかしてほしい。
不満を持ってる人間は私だけではないだろうからブログにでも記しておく。

子供達を寝かせてようやく我々が飯を食えるのは22時を過ぎてからだった。
明日は晴れて暑くなる予報を楽しみに眠りにつくことにする。
DAY 2

2日目、晴天。

案の定地面は絶望的だが晴れると自然と気持ちも穏やかになる。
この時期はカラッとしていてTシャツでも過ごせそうなくらい気持ちいい。


さて、飲む。


食う。
アルコールおかわり100円かと思ったら「100円引き」だった。あぶねー。
そして「え?やってけんの?!」と言って店の前でビールを一気に飲み干してすかさずおかわりしてた男。
「ハイボール500円です」と言われてて「え?」というリアクションがなんとも今日のハイライト。




猪の丸焼きを販売しててこれが行列を成していた。


ありがたいことに骨までいただいちゃった。
猪なので肉質はめちゃあっさりで赤身の味が濃くて臭みはない。旨味がしっかりありますな。


インストバンドのtoconomaは普段は会社員やりながら土日でバンドをやる庶民的バンドで、めちゃグループカッコ良かった。
DJ RGは全くDJをすることなく、ひたすら「あるある言いたい」ってお馴染みのネタのカラオケ大会で間延びがエグ過ぎて聴くに値しなかった。


やはりこの日は石野卓球でしょう。18時〜19時までこのステージのヘッドライトを勤めた。
会場での迫力もそうだけど意外とテントからも聞こえ来て子供達もリズムを身体で刻みながらのノリノリの晩飯となった。

日中は天気予報士が「今日が4月だと言うことを忘れてください。熱射病にはお気をつけて」と言ってたくらい暑くて、顔が日焼けしてしまったほど。

初日の絶望感とは雲泥の差の有意義な2日目だった。
DAY 3
3日目、比較的晴れ。

2009年に交通事故に遭い、高次脳機能障害を負いながらも、奇跡的な復帰を果たしたディジュリドゥ奏者・アーティストのGOMAのLIVEは久々です。
絶対GO OUT STAGE向きだと思うんだけど、相変わらず素晴らしいグルーヴ感。
ちなみにドラムの方はサポートです。





ピザ釜は電気なのかな?ピザ生地が美味しくて小麦の甘味がいい感じです。
ゴーアウト限定の「スパイシー」というピザはイタリアンソーセージ、チョリーソー、ハラペーニョで刺激的な旨辛でオススメ。
富士宮焼きそばは相変わらずハード麺だこと。「むめさん」で食べたの懐かしい味だ。

最終日と言うことでテントを片してヘトヘト。最後の大トリであるモンパチを見ること無く会場を後にするのであった。
ちなみに、

ふもとっぱらキャンプ場から車で30分くらいのところにあるこちらの温泉ではまさに富士山を眺めながら湯に浸かることができ、大変オススメです。
室内からも、露天からも富士山が見れます。
初日の雨以外はだいぶ充実した休日でした。音楽は生で聴くに限る。
体験レビュー【GO OUT CAMP vol.21】
2025年9月26日(金)〜28日(日)開催。
気温が適温で富士山こそ見えないが終始、短パンサンダルで過ごすことができた。
基本的に自分はこのフェス、音楽はサブでキャンプメイン。まぁ、それぞれ目的は異なるんでしょう。あとはビールでも飲みながら食べ歩きも楽しみの一つ。ガチキャンプとは異なる魅力がある。
Gelato & Snack
ジェラート屋さん。ストロベリー抹茶、マンゴー。




モナカに餅トッピングが新食感。
クラフトビールYARD「FUJIYAMA HUNTER’S BEER」

6軒ほど静岡中のクラフトビールを提供する店舗が集まっている。




「森のたね」はフルーティでほのかな甘みと苦味のバランスがいい。泡はなく、じっくり味わうタイプのビール。ジューシーフランクは温め直してました。
Delicious Noodle



麺は細麺の低加水で粉感あり。博多ラーメンの麺みたい。


翌日に食べた「生ハムと大葉のジュノバソース和えそば」はモチモチの太麺にコクのあるジュベーゼの濃厚なソースがハマってました。
ロティサリーチキン専門店 エンシニータス



辻堂のロティサリーチキン専門店。フランスからのスパイスを二日間マリネしたスパイシーなロティチキン、芋が入ったテンション高めのカレーライス。カレールーは甘めのレトルト感。


アーティストはほとんど聴いてないんどけど、矢井田瞳は相変わらずいくつになっても清潔感がありますね。過去の代表曲をバンバン放ってくれてもろ40代以上のおじさん(自分含めて)・おばさんはノリノリでした。
ブランキージェットシティのボーカルギター浅井健一は流石のオーラ。まさか「ペピン」やってくれるとは思わなかった。生であのハイトーンシャウト聴けるとは思ってなかった。全体的に知らない曲ばかりだったけど彼はステージに立ってるだけでオーラがある。口笛だけでも観客は湧く。

翌日の朝の5時半、ふと目が覚めると綺麗な輪郭を保った富士山が。


春のジャンボリーの方が飲食もアーティストも豪華なのかな?次は機会があれば春のジャンボリーにでも。
体験レビュー【GO OUT CAMP vol.20】
今年も昨年に引き続きGO OUT CAMPへ。今回で20回目の開催になるんですね。

「GO OUT CAMP vol.20」は、アウトドアと音楽が融合した人気のキャンプフェスティバル。2024年の秋に開催され、今年で20回目を迎えます。
このイベントは、キャンプ好きの人々が集まる一大イベントで、特に「ふもとっぱら」というキャンプ場で行われることが特徴。
ここでは、アウトドア活動や音楽を楽しむだけでなく、自然の中で過ごす至福の時間を体験できます。
こちらのイベントもすっかり家族で定番の行事となりました。
初日、なんとかテントを設営し終わるとなんと赤富士が…



雲どいて。お願い。
おー。

なんか縁起がいい。

キャンプ場でも音楽が常に流れてます。

レタス買い忘れた。オリジナルハンバーガー。
十数年ぶりに聴いたよ、Special Others。相変わらずカッコいいねぇ。



夜はすき焼き。



空気が澄んでて、涼しくて、音楽が流れてる至福の空間。

霧が幻想的。
RHYMESTER!


流石のMC。B BOYイズムもやってくれ会場は大盛り上がり。

実は宇多丸さんのラジオで僕のYouTubeチャンネル紹介してもらったことあったんですよ(プチ自慢)。

酒飲みながらゆっくりキャンプファイヤ。
するとなにやらカッコいい打楽器のリズム隊が聴こえるじゃないか。

LA SENAS!
GOMAと似たような系統だ。オオトリなのに雨が降ってきて可哀想。けどカッコよかったです。

翌日はラピュタ飯。




煮干しラーメン 塩
沖縄そば
最後まで富士山見えず。結局初日の赤富士見れただけで儲け物か。
多くの参加者は、家族連れで訪れており、子どもも一緒に楽しめるアウトドア体験が豊富で、テントを張った後に大自然に囲まれながら、夜はキャンプファイヤーや音楽ライブを楽しむのは、家族にとっても貴重な思い出となりました。
トイレの行列がなきゃまた来たいんだけど。
体験レビュー【GOOUT JAMBOREE 2023】
出演アーティストになんの興味もないがキャンプで音楽を聴くフェス体験を一度子供達に経験させたいということで家族で参加した「GOOUT JAMBOREE 2023」。
ゴーアウトに行くのは何年ぶりだろう?おそらく11年ぶりかな。
そもそもゴーアウトって日本最大級のキャンプフェスであり、音楽はサブ的な要素もある。
フジロックだとガチ過ぎるし、サマソニだとアウトドア感がないということで、ゴーアウトならちょうどいいんじゃね?的なノリで訪問。

場所は静岡県富士宮市の「ふもとっぱら」。
期間は2023年4月21日(金)〜23日(日)の3日間。

到着は金曜日の14時15分。そこからチェックインの為、車で山中の行列に並ぶが、全く進まず。
この間トイレに行きたくなったら虫だらけの山道を歩いていかないといけないため、トイレは前もって済ませておこう。
結局1時間50分間、車で行列に並び、ようやくチェックイン。2日目の土曜から参加してたらさらに大変だっただろうな。そもそも我々の様な前泊勢に場所を取られ、空いた場所でテントを張らないといけないわけだ。
お風呂に関しては会場で予約してバスで向かう。乗車時間なんと30分。だが2日目の人が多いタイミングで行くよりも前日に行っておいた方が無難である。背に腹はかえられない。

温泉は広くてそこそこ良かったが結局風呂タイムで2時間も費やした。

帰ってきたらその日は終了。何もしてない。
翌日のタイムテーブル

会場は多いものの、やはりフジロックみたいに朝からギッチリというわけでもない。いいのよ、このゆるさが。
会場ではキャンプ用品から色々食べ物ブースまで子供達も楽しめるブースまで様々。
あくまでアウトドアを楽しみながら常に生音の音楽が流れてるという、あくまで音楽はBGM程度なのがいい。
フジロックみたいなガチさがないのか、このミドル層狙った感じのゆるさが個人的にハマった。
電波は非常に悪く、特にこの日はソフトバンクの接続が絶望的。Wi-Fiは所々場所によっては繋がったりするが基本的に繋がらないと考えたほうがいい。
アンケートに答えると景品があたるイベントも至る所でやってるが、そもそも電波が悪いのでなかなか接続に苦戦した。ソフトバンク問題ありです。
お酒も至る所で売ってるのは有難いが、割高なので事前にコンビニで買ってくることを勧めます。
飲食店に関しては神保町の欧風カレーの名店「ボンディ」や外苑前のイタリアンの新鋭「malca」も出店。

特にmalcaの生ハムはベルケルで削ってて、フワリとエアリー、それでいてしっとりと潤いあり、香りよく塩味も程よく馴染み、旨味も十分に。思わずワインが欲しくなるクオリティだった。
音楽に関しては特に目当てのアーティストがなかったんだけどFUJI-SAN STAGEのトリを飾った「GOMA」は大ヒット。5歳の娘も2歳の息子も彼らのグルーブで永遠と踊り続けててめちゃめちゃ盛り上がってた。
あとはやっぱり石野卓球でしょう。単純にカッコいい。電気グルーブみたいなポップスに寄った曲じゃなくしっかりテクノしてました。一番大きい会場のGOOUT STAGEの大トリだけあってこの日一番の盛り上がりをみせた。けどやっぱりピエール瀧がいたらねぇ…

翌日、矢井田瞳の演奏中に前日ずっと曇っていて姿を隠していた富士山が見え、CHAIで会場は最高潮に。あぁ、楽しいな。
演奏時間はだいたい45分ほどなのでさくっと。
ワンマンってよっぽどじゃないと行かないけどフェスに来てたら「見てみるか」ってなるのでやっぱり色んなアーティストに触れられるのがフェスのいいところ。
2日目、3日目と曇りのため結局富士山はほぼ見えず。金曜から来てて良かった。
トイレに関しては時間帯によってはかなり並びます。というか基本的に並ぶと考えたほうがいい。特に朝なんてみんな大便行列が凄い。フェス慣れしてない人や清潔感求める人にはやはり抵抗があるだろう。
アウトドア+αで音楽というこのスタンスは、普段からキャンプに音楽欲しい人には刺さるイベントである。
家族と自分のテンションと合ったらまた来たい。








