東京・仙川にある家系ラーメン店「武虎家 暁 仙川店」。

仙川駅前の活気を抜け商店街を進むと漂う濃厚豚骨の香り。その発信源が「武虎家 暁 仙川店」。
王道の家系をベースにしながら、日々の研究でブラッシュアップされたその味は、仙川の住民から支持される存在となった。
「武虎家 暁 仙川店」ってどんな店?

「武虎家」は「武蔵家 綾瀬店」で基礎を学び、2012年に創業した家系ブランド。
現在では綱島・尾山台にも展開し、仙川店は2021年にオープンした店舗。
スープは豚骨の旨味をしっかり抽出した王道路線。濃厚だがくどさは残らず、醤油ダレのキレが全体を引き締める。
中でも注目は「真空低温調理」のチャーシュー。
厚みがありながら柔らかく、スープと重なった瞬間に脂が溶け出し、一気に旨味がブーストされる主役クラスの存在感を放つ。
店内はカウンターのみのシンプル構成で回転が良く、さらに 11:00〜24:00までの通し営業。
「毎日でも行ける家系」を目指して作り込まれた味と利便性。その両立が、武虎家が仙川で支持され続ける理由のひとつだ。
らーめん 並盛 950円 2025年12月訪問
商店街には「せい家」や「ぶっ豚」など濃厚系ラーメン店も盛ん。
平日12時半に到着。空席あり。

店内はコンクリート打ちっぱなしでラーメン二郎ばりの赤いカウンターが印象的。
あとオープンキッチンがやたらと広いです。かなり贅沢な店の作りだ。

映ってないけど卓上には胡麻もあります。
ご飯は無料という太っ腹。
だけどキュウリのキューちゃんはない。
・らーめん 並盛 950円

麺、ほうれん草、海苔、中央に大きめなチャーシューが印象的なビジュアルです。
チャーシューに力が入っているのがわかる。

スープは鶏油そこそこに、意外にもサラッとしてます。
出汁は濃厚すぎず、だけども決して物足りなさはない。
カエシはキレを立たせておりマイルドな動物系のなかにキリッとした醤油の旨味がある。

武蔵家のスープよりもキリッとした味わいで、個人的にただ濃厚なだけのスープより、好みであります。

麺は定番の酒井製麺。
平打ちで酒井製麺では細い部類。
麺の長さはだいぶ短め。環2家の麺みたいな短さだ。

グッと密度の高い小麦感を堪能できる。

チャーシューは低温調理ですか。フワッとしてとても柔らかい。
吉村家直系のチャーシューはやたらと硬くて筋張ってるけどこちらはしっかりブラッシュアップされたもの。
「あの硬いのが文化だ」と吉村さんに言われると「そうですね」としか言えないが、やはり柔らかいほうがいい。

ほうれん草はしっかり青菜の食感と香りがあり存在感がちゃんとあります。
既視感の塊の家系ラーメンでしっかり個性があるハイレベルな一杯だと思います。ごちそうさまでした。
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店舗情報
名称: 武虎家 暁 仙川店
住所: 東京都調布市仙川町1-15-28
最寄駅: 仙川駅 徒歩約5分(266m)
営業時間: 11:00〜24:00
定休日: 不明(公式情報なし)
席数: カウンター席のみ
支払い方法: カード不可/電子マネー不可/QRコード決済不可
備考: 予約不可 オープン日: 2021年11月6日







