東京・鶯谷の南口駅より一分ほどの場所にある「ささのや」。
山手線の中でも独特の色を放つ鶯谷。駅南口を出てわずか2分の路地に、戦後から続く老舗酒場があります。
その名も 「ささのや」。
七十年以上の歴史を持ち、炭火の煙が立ち上る店先は、まさに「昔ながらの大衆酒場」の風情を今に伝える一軒です。
「ささのや」ってどんな店?
ここだけ異世界がある。
簡単に言えば煙モクモク系の立ち飲み焼き鳥店。
店の前はいい香りがして、歩いてる人も思わず立ち止まるほど。
「ささのや」は戦後間もない頃に創業し、以来ずっと地域の人々と酔客に愛されてきました。
やきとんや焼き鳥を1本70〜90円という驚きの価格で提供し続ける姿勢は、まさに庶民の味方。
いまや「せんべろ酒場」の代名詞的存在として、多くの人々を惹きつけています。
店内はカウンターと立ち飲みスペースを中心に、奥には小さなテーブル席も。総席数はおよそ14席。
大きな特徴は、セルフで串を取るスタイル。
焼き台の前に並べられたやきとんやチキンボール、レバー、カシラなどを自分で選び、気軽に楽しめる仕組みです。
煙と活気に満ちた空間で、時間を忘れて一杯やるには最高の環境といえるでしょう。
メニューと価格帯
串:70〜90円(シロ、ハツ、カシラ、チキンボールなど) ドリンク:レモンサワー350円、瓶ビール、熱燗まで幅広く揃う
とにかく安い。軽くつまんで飲んでも千円札一枚で十分楽しめるのが「ささのや」の真骨頂です。
2024年1月訪問
中では座って飲むこともできるみたいだけどサクッと飲みたい自分は外の立ち席で。
この寒い中、多くのお客さんで外でも賑わっている。
一瞬で匂いがつくので決してお気に入りの服です来ないように。
皿を渡され、好きな焼鳥をピック。
一串80円の焼鳥自体は鶏の味わいなどどうでもよくなるタレべっちょり系。
もはや焼鳥で利益なんぞ出すつもりは毛頭ないようで。
なにより縁日で食べるような甘辛いタレが酒の当てになる。
たまにはこういうのもいいね。懐かしい。
鶯谷にあるややディープな焼鳥屋はなによりこの雰囲気をいただきにくる感じのお店。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都台東区根岸1-3-20
最寄駅: JR山手線・京浜東北線「鶯谷駅」南口より徒歩約2分
営業時間:
月曜:15:30〜22:00
火〜土曜:15:00〜22:00
定休日:日曜・祝日
席: カウンター+立ち飲み+テーブル席あり(合計約14席)
支払い:現金のみ(カード・電子マネー・QRコード決済不可)
禁煙:全席禁煙
駐車場: なし(近隣にコインパーキングあり)
予約不可 セルフで串を取るスタイルあり
せんべろ利用に最適、1,000〜2,000円前後で楽しめる
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