神奈川・元町中華街にある広東料理店「南粤美食」。

横浜中華街でも本格的な広東料理が楽しめる人気店。
「南粤美食」ってどんな店?
「南粤美食」は、広東省中山市出身のオーナーシェフ 黄 開雄(こう かいゆう) 氏が2016年に横浜中華街・元町・中華街駅近くに開業した広東料理専門店。
店名の「南粤」は広東省南部の旧称で、「美食」は食の意味を込め、本場の味を伝える意図を表しています。
開店以来、本格的な広東の土鍋・煲仔(ポウチャイ)料理や干し肉を使った釜飯、塩焗鶏などを柱に、素材と出汁に手間をかけた丁寧な調理で急速に評判を呼び、現在は昼夜問わず行列ができる横浜中華街を代表する一軒となっています。
ドラマ『孤独のグルメ season8』第1話にも登場し話題をさらに加速させました。
代表的な名物メニュー
- 干し豚バラ+腸詰めの釜飯(干し肉釜飯)
注文を受けてから炊き上げる土鍋ご飯。干し肉と腸詰めの旨味がご飯に染み込み、香りとともに楽しむ一番人気。 - 丸鶏の塩焼き
シンプルだが皮はパリッと、中はジューシー。素材の旨味を塩だけで引き出した王道の一品。 - 香港海老ワンタン麺
ぷりっとした海老ワンタンとあっさりしつつ深みのあるスープのバランスが良い、広東風のヌードル。 - 重層的なスープ使い
乾物ベースの出汁を重ねたスープにより、ベースは澄んでいても味に厚みがあるのが広東らしさ。
アクセス
みなとみらい線・JRほか「元町・中華街駅」より徒歩約2~3分。
出口を出て中華街大通りを進み、ローズホテル横の路地に入るとすぐ。
JR「関内駅」・「石川町駅」からも徒歩15分前後だが、混雑時は元町・中華街駅からが最速。
車の場合は近隣にコインパーキングがあるが、観光エリアのため満車になりやすく公共交通機関利用がおすすめ。
2024年12月訪問
横浜中華街はまさにプチ中国旅行に最適です。本当に海外にいるかのような感覚に陥る。
こちらは「孤独のグルメ」でバズったお店。ドラマを観てないので井之頭五郎さんが何をここで食べたのは知らないが、
三軒目にも関わらず圧倒的な接客でオススメ品を数品頼むことに。
ちなみに海老ワンタン麺や仔飯、芥蘭(がいらん)炒めなどが有名。
一階、二階があり、特に一階はライブ感あるキッチン風景を見ながら食事ができる。
・アヒルの醤油煮 1,500円
醤油の甘いタレが染み込んだそれに、しっとりジューシーな身。
何よりこのアヒルの皮が旨い。身は少々淡白でも皮に味がある。けど量多いっす…
・海老チリソース煮
ブラックタイガーの海老チリ。でかい。こんな食べ応えある海老チリもなかなかだ。
・香港海老雲呑麺 980円
海老の出汁が効いた澄んだスープに、極細の香港麺と大きなプリプリの海老ワンタンが特徴的な一品。
スープの淡麗な味わいと、ワンタンの食感が絶妙。
・麻婆豆腐 1,500円
豆板醤や甜麺醤を使わない広東の麻婆豆腐。
色んなスパイスが効いててなかなか複雑な味覚。
麻辣ではなく胡椒などのスパイスが刺激してくれ、四川の麻婆豆腐とはまた違う魅力があります。
こちらには「美味しんぼ」でもお馴染みの幻の料理「ファッチューチョン」を食べられるとのことでいつか食べに来たい。
料理も美味しくて活気があっていいお店でした。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:神奈川県横浜市中区山下町165番地 2INビル
電話番号:045-681-6228
営業時間:
- 11:30〜15:00(L.O.14:00)
- 17:00〜20:30頃(L.O.19:30)
定休日:不定休
予約:宴会コースや特別メニューは事前予約が必要です。
コメント