2022年2月訪問
護国寺にある「炭火焼鳥 そかろ」へ。
場所は有楽町線護国寺駅より徒歩1分。てか駅の目の前。
店名の「そかろ」とは店主がかつて住んでいたメキシコの言葉で「広場」を意味する。
「そこにいけば人が集まる」という意味をこめてつけたようだ。
コースは2種類で本日は「そかろコース 5,500円」を選択。
扱う鶏は主に名古屋コーチン。
焼きは備長炭による遠火なので焦げることもなくふっくらとした仕上がりなのが印象的。
店主と女将さんお二人ともソムリエということでお酒のことも安心して任せられる。
以下、いただいた料理。
前菜
レバーペースト、小鉢には生湯葉とスナップエンドウ。スナップエンドウは炭火の焼き浸し。
ササミ
うねうねの串打ち。しっとりとして中心はややレア気味。
柔らかい身質とサッパリな味わい。
ハツ
二羽分の御命頂戴します。
サクッとプリッと。そしてジューシー。
食感と肉汁、全てが気持ちいい。これに尽きる。
ハツモト
ハツの血管の部分。
鰻の肝っぽいというか、皮っぽいというか独特な食感です。
ジューシーで味も濃い。
むね肉の昆布〆・とりわさ
昆布〆のむね肉、ねっとりと昆布による旨味。
アスパラガス
下にはバターがひいてある。
フレッシュで甘味のあるみずみずしさが爽快。
日本酒麴のグリーンサラダ
ねぎま
むね肉はハリのある弾力と噛めば嚙むほど味が出てくる。
もも肉
こちらはむね肉より皮の脂が印象的。
下の方は大動脈辺りで血の味がより濃い。
椎茸
品のある燻香が素晴らしく、ジューシーさも。
つくね
全体的にふわっと柔らかく、そして山芋のトロみによる旨味の一体感。
レバー
プリっとした歯応えあり。残るは旨味。
均一に火が入ってるけどパサつきなし。
手羽先・手羽元
手羽先、手羽元をそれぞれ食べやすいようにカットして。
皮パリの爽快感、ハリのある肉感、骨周り独特の旨味。
砂肝
サクッとジュワっと水分を内包して。
皮
音を立ててやってきました。
余計な脂を削ぎ落とし遠火の強火でじっくりと焼き上げることによる旨味とコクの理想的な仕上がり。
親子丼
卵トロトロ、旨味の塊名古屋コーチン、醤油ガッツリな仕上げの一杯。幸せです。
自家製プリン
トップシェフがよく使う奥久慈卵を使用。
かなり粘度のあるプリンでカラメルはビターな大人向け。
お会計約12,500円。
追加とお酒結構頼んだけどだいぶ良心的な価格。
近火で焦げをカットしながら焼くスタイルとは異なり、遠火でじっくりと均一な火入れを心がける。躍動感というより実直で丁寧な焼鳥。
大将、女将さん共に接客も穏やかで最後までとてもリラックスして過ごすことができた。
良質とはまさにこの店のためにある言葉じゃないかな。ごちそうさまでした。
2023年2月訪問
とある焼鳥屋の二軒目として。焼鳥は鶏毎に脂の含有量や味わいも異なるためハシゴしても飽きない。そこがやっぱり焼肉との違いですね。
約一年ぶりの「そかろ」。護国寺駅の目の前です。
こちらは名古屋コーチンを使って店主が綺麗に焼き上げます。
名古屋コーチンって結構脂が多くてガッツリ系な鶏。二軒目じゃなかったかな?と思いながらも本間さんが焼いた焼鳥は食える。
今回はアラカルトでお願いしたんだけど、皮を外したソリにはビックリした。皮特有の旨みを一切排除した潔さ。柔らかくブチュッと名古屋コーチンの旨味と言う名の鶏エキスが口内を満たしていく。旨味爆弾である。
旨味と食感が素晴らしいはかた地どりのハツモト、カリカリっと見事な旨味煎餅とわずかに肉を挟んだ皮、トロッとした大和芋を使用したつくねなど満足度が高かった。
そり 皮なし
ハツモト
この日の内臓系は「はかた地どり」。
もも
この皮の巻き方綺麗。
皮
わずかに肉も挟み、満足感もプラスさせる。
つくね
つなぎに大和芋を使用したつくね。
厚揚げ
焼き方さすがです。
一軒目に行った焼鳥屋がめちゃめちゃ霞む…そのくらい素晴らしかったです。遠いけどまた機会作って来ます。ごちそうさまでした。
【炭火焼鳥 そかろ】の動画
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