そうだ、京都いこう。
ってことでこの春に新しくオープンした「JEAN-GEORGES at THE SHINMONZEN」へ。
NYでミシュランの星を獲得し続け、世界中の美食家を魅了してきた「ジャン・ジョルジュ」。
京都・祇園新門前通りにあるホテル「THE SHINMONZEN(ザ・シンモンゼン)」に、シェフ・ジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリステンの新レストランがこの3月15日にオープンした。
こちらは東京、六本木の「JEAN-GEORGES TOKYO」に続き、日本で2店舗目の出店となる。
地元食材を活かしたモダン・フレンチを提供。
3,000本以上のワインが揃うワインセラーや、%Arabicaとのコラボコーヒー、京都の高級茶屋「柳桜園」の日本茶も楽しめる。
8皿のコースは24,000円(税サ込)。
飲み物は高い。気をつけましょう。
以下、いただいた料理。
・雲丹のトーストと柚子、ツナリボンとジンジャー、トラウトクリスピー寿司
鮨を意識したアミューズ。見た目と味のギャップが新鮮。
・エッグトーストキャビア、ディルとチャイブ
スペシャリテ。もちっとしたクレープっぽい生地のトーストに卵黄を挟んだもの。
キャビアの塩味が強いかもと思ったけど後半から卵黄が良い感じに調和していく仕掛け。へぇ、これは美味いなぁ。
・北海道産帆立貝、昆布漬け胡瓜とすだち
爽やかな酸味と微妙なグリーンチリの辛さの塩梅が絶妙です。
・ビーツのカルパッチョ
なめらかなアボカドにシェリービネグレットソースで酢による酸味やら、ハーブによる香りやら、やたらと複雑な風味。
これも少し辛さを感じる。聞いたらアイオリソースだというけどアイオリソースって辛いものなの?
・甘鯛、ヘーゼルナッツとコリアンダー
夏野菜散らしたバニュルス・ビネガー風味の焦がしバターはナッツやコリアンダーでエスニックな味わいが尾を引く旨さ。
・天然車海老
温かい人参とメロン、生山葵。
これ山葵感じる?
・京都丹波産平井牛フィレ肉のキャラメリゼ
薄くカットされたズッキーニのルーラード(巻いたもの)にはチーズが挟まれこれがまた独特の食感と旨味がある。
唐辛子であるスコッチボネットを使った乳化系のエミュルションソースが辛味、酸味、円やかの三拍子が揃っており、とんでもないバランスを形成している。
・フォレノワール
フランス語で「黒い森」を意味し、まさに黒い森をイメージして作られたお菓子。
・チェリーコンポート、キルシュ風味のメレンゲ、チョコレートのシュトロイゼル、サワーチェリーソルベ
フレンチをベースにアジアン、そしてどこか和も取り入れたような唯一無二のジャンジョルジュによる料理。
五味の他に辛味がプラスされ、未知の味わいや組合せに触れながら、味わっていくうちにどこか合点がいくという不思議さ。
よっぽど普段からレストラン行きまくってるカップルならいいけど、初デートだと絶対微妙な空気になりそうなタイプのレストランです。ごちそうさまでした。
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