「食べログ百名店2021」を全クリしようというしょうもねぇ企画。65店/100店
皆さんご存知のミシュランを獲得された「Japanese Soba Noodles 蔦」に移転後の初訪問。
巣鴨時代はトリュフラーメンなる奇天烈なものを頼んだ為改めて今回はデフォをという事で代々木上原へ。
場所は駅から徒歩1分ほどの好立地。
なんということだろう。日曜のオープン10分前に到着したら家族連れが1組だけ。ミシュランとった店が…
もろ外国人向けに作られ高級感ある豪華な内装。
だけど店内はガラガラでそのギャップがなんだか物悲しい。一体なぜなんだ?その理由を知りたい。俄然興味が出てくる。
・しょうゆらぁめん 1,400円
具材はチャーシュー2種、葱、青葱、海苔、メンマ。
まずふんわりとしたトリュフの香りが印象的。これは相変わらずです。というか初っ端からトリュフの主張です。
スープは地鶏やら豚やら貝やらかなり出汁は多重的。ブレンドした香ばしくも芳醇な醤油とあいまって旨味の膨らみがある。
だがいかんせん最初からトリュフの主張が強い。味変とかならいいけど良くも悪くもずっとトリュフです。
麺はスープをほどよく持ち上げしなやかでパツッと。
調理法をそれぞれ変えていると言われる2種のチャーシュー。ロースはしっとりと柔らかく、バラは脂の甘みと旨味があります。
価格に関しては特に何も思いません。これだけの旨味の重厚感であれば素材もそれなりのものを使っているのでしょう。
スープは丁寧に作られていて勿論美味しいんだけどどうもトリュフによる単調さは否めない。
「トリュフが鼻につく」。これは一番あっちゃいけない。
個人的にはトリュフはここぞという時の隠し球であるべきだと考えてます。特にフレンチやイタリアンなんかでうんざりするほどトリュフにふれてる者として今更トリュフに何の驚きもないというか…
別にトリュフを食べに来てるわけではないのでそこが庶民的な立ち位置のラーメンとして難しい所ですね。ターゲットをどこに絞るのか。
この店が一体どこに向かってるのか不明です。だってラーメンにトリュフって求めます?一回なら物珍しさで食べてもいいけど果たしてリピーターっているのかどうか。ごちそうさまでした。
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