六本木にて「焼鳥 鈴音」へ。こちらは焼鳥に中華の要素を取り入れたお店。焼鳥にフレンチを取り入れた麻布十番の「shaji」みたいな感じかな。
鶏肉って汎用性あるので他ジャンルとの相性はいいはずだが、それが一つのお店として出すとなると邪道と思われがちなきわどさがある。さて、こちらのお店はいかに?
オープンは2018年。
店主の出田さんは中華料理世界大会で金賞を受賞された方。「なんちゃって」ではなく元はしっかりと中華料理の方なんですね。
中華を20年以上経験してから恵比寿の「喜鈴」で修行し、独立。逆になんで焼鳥に来たんだろう?
フカヒレや鮑などを使ったコースもあるが初回なので4,550円のおまかせコースを。
卓上に置いてある3種類の醬をつけて食べるスタイル。
・香辣醬(シャンラージャン)→豆板醤をベースにした香辛料をブレンドしたもので塩焼きにおススメ
・椒麻醬(ジョーマージャン)→山椒を使ったスパイシーで内臓系におススメ
・沙茶醬(サーチャージャン)→XO醬にも近いシーフードの旨味、甘味が特徴でタレ焼きにおススメ
以下、いただいた料理。
前菜
才巻海老、黄身の紹興酒漬け、ピータン豆腐など焼鳥関係なく、中華料理店の先付と言った感じ。
サラダ
もも、ズッキーニ
鶏は比内地鶏。そのままでも十分美味しいけどここはスパイシーな醬をつけてこそ。
ハツ
マルハツ。
鶏焼売
上からトリュフで作った醬を。
肉汁、トリュフの香りとエスニックが上手く調和してます。
せせり
ふりそで
皮パリ、ふりそで自体は旨味の塊。
マコモダケ
ニンニク、エシャロットのみじん切り、花椒、唐辛子を使った金沙粉。
つくね
タレの上には五香粉。トロントロン。
追加こころのこり
お土産
これ嬉しい。
お会計はビール、ワインボトルシェアで一人約一万ほど。
随所に中華のエッセンスを取り入れた創作系焼鳥は嫌味にあらず。センスの良さを感じさせる。
少し接客に元気がない点以外はいいお店かと思います。ごちそうさまでした。
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