いまや焼鳥屋でも予約困難となる店が出てきたがここ「南青山 七鳥目」もザ・予約困難な焼鳥屋。
広尾からも表参道からも恵比寿からも離れておりまぁまぁ歩きます。ちなみに表参道駅からだとA5出口から徒歩20分くらい。この暑い夏にはなかなかこたえる距離だ。それでも人を呼ぶから凄い。
店内はカウンター席のみ。カウンターから焼き台は少し離れている。
料理はおまかせコースは8,000円一本。飲み物はQRコードを読み込んでオーダー。
旨味の強いトロナスの煮浸しからコースははじまり、トウモロコシのかき揚げとテンションは上がっていく。
串はセセリから。驚くほどジューシーで味は濃く旨味は強い。お次のエルフランスは甘く味付けしてから焼いてある変わったアプローチ。
鶏のリエットはなんと食パンに塗られ朝食っぽさがいい感じ。丁寧に骨抜きされた手羽は2本分の串として出され、だいぶねっとりとした鶏油に皮パリ身ふっくらと理想的。
「ばくだん」と呼ばれる物騒な料理はアボカド、納豆、長芋、黄身、鶏肉を混ぜ混ぜトロトロネバネバにして海苔で包んでいただくもの。
その後は串を2本ほど追加して〆の塩ラーメンと一気に駆け抜ける。どれも他の焼鳥屋とは一味違う見せ方にセンスと信念を感じます。
予約難しいだろうけどまた来たいな。
以下、いただいた料理。
・トロナスの煮浸し
トロトロです。トロトロで茄子の旨味たっぷり。
・トウモロコシのかき揚げ
・せせり
肉汁ジュワジュワ。
・エルフランス
最初に甘く煮つけてから焼いてるのかな。黄身のトロトロ具合と甘めの味付けが寄り添う。
・鶏のリエット
食パンに鶏ペースト。フニフニの焼き加減が絶妙。
・手羽
骨抜きされた手羽を串2本分で。皮はパリッと身はふっくらとして脂はかなりねっとりと。
・ばくだん
アボカド、納豆、長芋、黄身、鶏などトロトロ大集合。
混ぜ混ぜしたら海苔で巻いていただきます。海苔は四枚。うーん、いい肴。
・つくね
軟骨や砂肝が入ってないつくね。外側はだいぶ強めに火入れされているが中はきめ細かい身質のコントラスト。
・厚揚げ
こちらも外側はカリッカリに仕上げてある。かなりクリスピー。
・肩
コリコリの食感、脂の甘みと理想的な串焼き。
・鴨の肉詰め
・赤もも肉
・背肝 (追加)
・はつもと(追加)
・鶏そば 塩
鶏出汁の旨味が存分に出た本格派。
ボトル頼んで一人約17,000円。料理のテンポよく、クオリティも高く、趣向も凝らしてあるのでダレることもない。焼鳥屋まわってる人だと尚更感動しそうなお店だと思います。
ごちそうさまでした。
焼鳥動画⬇️
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