東京・府中にある家系ラーメン店「ラーメン 大國家」。

店名「大國家(おおくにや)」は、府中の総鎮守・大國魂神社にあやかり、「この町の人々が集い、憩える場所にしたい」という想いから命名 。
店主・木村龍二さんは「武道家」「武蔵家」で15年修業したのち、2023年8月20日にこの地で独立オープン。
武道家譲りの肉肉しい豚骨醤油スープを軸に、地元府中に根ざす家系ラーメンを提供している。
接客は武道家みたいな「セーイ!」とか言う強いテンションではなく、ナチュラルに感じがいい。
店舗情報
住所:東京都府中市宮町1-40-2
最寄駅:京王線・府中駅 徒歩3分/武蔵野線・北府中駅 徒歩10分
営業時間:
- 平日 11:00~15:00 / 17:00~21:00
- 土日祝 11:00~21:00 (スープ売切れ次第終了)
定休日:火曜日
席数:カウンター10席+テーブル4席
駐車場:なし(近隣コインパーキング利用)
主なメニュー
・大國家 特製
・ラーメン
・チャーシューメン
・野菜盛り
基本メニューはこれだけ。あとはトッピング。
並=麺160g/中=240g/大=320。
以前はライスが無料だったらしいがいまは100円になっている。いいと思う。
調味料はこちら。
カウンター上にはきゅうりのキューちゃんが大量に丼に入っている。これあるの嬉しい。
ラーメン並 900円+ライス並 100円 2025年6月訪問
平日12時着で外待ち4名。先に食券を購入してから列に並ぶスタイル。
・ラーメン並 900円+ライス並 100円
ご飯が提供されてから結構待ってラーメンが登場。
ご飯冷めるのでできれば同じタイミングくらいでもらえると理想なんですが。
黒丼の存在感あるラーメンがやってきました。
スープは武道家を彷彿とさせるだいぶ粘度高いもの。鶏油も大量でトロリとして後から熱さが追いかけてくるような。
もったりとした動物系の丸みのなかにキレのあるカエシの存在も際立っており、かなりバランス良く、かつ一口目からインパクトがある味わい。
ここ最近食べた家系ラーメンの中でトップクラスの完成度だと思います。都内でもなかなか出会えないくらいじゃないかな。
酒井製麺の麺は平打ち中太麺。自分的にはこのくらいの太さが理想的。これより細い店が結構大半な気がする。
ところが硬さは「普通」で頼んだはずが、柔らかい。だいぶデロデロ。
これは最近食べた「ラーメン二郎 京急川崎店」の麺並に柔らかい。
茹ですぎたのか、これがここのデフォなのかは不明。けどしっかり茹でると麺の味ってちゃんとするんだよね。
食べられないことはないけど、家系ラーメンでこの柔らかさは初めてなのでちょっとビックリ。
逆にほうれん草と小松菜はシャキッとしっかり食感があります。これも珍しい。だいたいデロデロなんだけどね。
チャーシューは噛みきれない腿肉。これは家系ラーメンあるある。吉村家などの直系もチャーシュー硬いよね。
100円のご飯はかなり量があり食べ切るのもなかなか大変。
200円でおかわり無料らしいけど、そんなに大量に白米食う人おんのかい?と思ったら隣の人がおかわりしてた。
わぉ。
トータルかなりレベルが高い家系ラーメンだと思います。
この店に嫌な印象はないが、「麺の硬さ」を確かめるべくいつか再訪したい。今度は硬めで。ごちそうさまでした。