東京・御徒町にある中華料理店「羊香味坊」。
羊肉(ラム/マトン)料理ブームの火付け役として評価される「羊香味坊(ようしゃんあじぼう)」は、JR御徒町駅北口・仲御徒町駅・上野広小路駅から近い高架下エリアで「現地熱気そのまま」の香りとライブ感を提供する中国東北(東北菜+新疆風要素)系ラム肉専門店。
羊肉愛好家の間では「聖地」とも称される人気店です。
運営は「味坊集団」が手がけており、系列店には神田の「味坊」などがある。
「羊香味坊」とはどんな店?
「味坊」グループが展開する羊肉特化ブランドの一つ。
中国東北地方ルーツの家庭的な技法(クミン・唐辛子・花椒・葱・香菜を大胆に用いる)に、新疆・内モンゴルで親しまれるスパイス焼き串テイストを掛け合わせ、日本で“日常的に羊を食べる”ライフスタイルを提案。
オープン当初から看板は炭火ラム串と クミンと唐辛子を効かせた炒め物。ライブ感あるオープンキッチンで立ちのぼるスパイス香が“嗅覚のアイキャッチ”となり、SNS/口コミで拡散しました。
“臭みを抑えつつ羊らしさを残す”ため、若齢ラムの部位別最適火入れ+直前挽きスパイスを徹底しています。
代表的なメニュー
メニュー | 一言キャッチ | 主な特徴・ポイント |
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羊串(塩) | 素材力ジャッジ串 | 羊の脂を落とし過ぎず、塩のみで甘みとミルキーな香りをストレートに確認できる基準串。 |
羊串(クミン辛) | 看板スパイス串 | クミン・唐辛子・花椒を主体にした自家配合。塩版で素材を掴んだ後に香りの“立体演出”を体感。 |
ラムクミン炒め | 香り爆発シグネチャー | 細切りラムとクミン粒・花椒・唐辛子・香菜。炒めすぎない水分コントロールで蒸れ臭を回避。 |
香菜サラダ(香菜・ピーナッツ和え) | リセット&増幅装置 | 油分とスパイスで飽和した味蕾をクレンジングし、後続料理の香り立ちを再ブースト。 |
刀削麺(麻辣) | 食感グラデーション | 手削りの幅/厚みの不規則さ=多層食感。麻(花椒)と辣(唐辛子)が油膜で持続。途中で黒酢少滴。 |
羊肉水餃子 | 余韻を丸める締め | やや厚皮の保水力で羊脂を閉じ込め、噛み出しでじんわり。まず素で、次に黒酢、最後に花椒で段階演出。 |
実食レビュー 2024年12月訪問
なかなか騒がしい二階席に通されました。
ラムにはワインだろうと言うことで冷蔵庫からセルフで選ぶスタイル。
しかしグラスがラーメン屋の水を入れるグラスで萎えた。ワインの味を殺してるでしょう。勿体無い…
クラゲの黒酢和え
コリコリっとしたクラゲの食感は小気味良く、黒酢の酸味でスッキリと。
口水羊 (よだれラム)
よだれ鶏のラムバージョン。パクチーの香りと甘ピリ辛なタレが野生味あるラム肉と交わる中毒性抜群の一品。
まぁこの甘辛のタレが旨いから食べ終わっても片付けさせちゃダメ。
よだれソースは万能で他のラム料理にべったりつけて頂こう。
本来のシェフの味付け無視になるがこれが中毒性抜群。
ラム肉と長葱塩炒め
ラム肉とネギは相性が良いですね。中国でも定番の料理。
白水羊肉 (ラム肉の塩茹で)
手袋をつけて手で骨についた肉を剥がしていく。熱くないようで実は熱々。
ダイレクトな羊肉の美味しさを堪能できる。
ソースはコクと塩味の2種類。だけどさっきのよだれ鶏のタレをつける方が旨い。
羊香炒飯 (ラム肉とパクチーの炒飯)
パクチーは茎の部分を使用しているため、シャキシャキとした食感が楽しめる。
炒飯はパラパラ系ではなく、オイリーなもの。
大きめにカットされた玉葱は甘く食感アクセントになる。パクチーの香りとラムがとても相性がいい。
全体として、ラム肉の独特の風味とパクチーの香りがうまく融合した、美味しい炒飯です。
この賑やかさがなければまた利用したい。ごちそうさまでした。
実食レビュー 2025年2月訪問
店舗情報
住所:東京都台東区上野3-12-6
アクセス:JR御徒町駅 南口から徒歩約3分(約217m)
営業時間:
- 月~金:11:00~14:30(ランチ)、14:30~23:00(ディナー)
- 土・日・祝:12:00~22:00
定休日:無休
電話番号:03-6803-0168
公式サイト:味坊集
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