東京・東銀座にある「鴨料理専門店 鴨亭」。
銀座の華やかな街並みの一角、新橋演舞場別館の1階に店を構えるのが「鴨料理専門店 鴨亭」。
鴨肉の奥深い旨味を引き出した料理を専門に提供する、大人の隠れ家的な一軒。
「鴨料理専門店 鴨亭」ってどんな店
「鴨亭」は昭和50年(1975年頃)、茨城県桜川市・筑波山麓で鴨料理専門店として創業された老舗です。
東銀座店は2012年1月9日にオープンで本店の流れを汲んだ支店となっています。
素材の力を活かした鴨料理
鴨亭の主役はもちろん鴨。
もも肉のコンフィや、赤身を活かしたステーキ、トリュフの香り漂う鴨サラダなど、シンプルな調理から贅沢なアレンジまで揃っています。
特に名物の「鴨亭鍋」は、ゆず胡椒風味のつくねと出汁が合わさり、寒い時期には身体の芯まで温まる一品。鴨の香り高さと旨味の凝縮感を、鍋という形で堪能できます。
ランチで気軽に楽しめる鴨料理
夜はコース主体で6,000円〜と大人向けの価格帯ですが、ランチは驚くほどリーズナブル。
「京鴨せいろ蕎麦」「鴨南蛮そば」「鴨すき焼き丼」などが1,000円前後で楽しめます。
上質な鴨をこの価格でいただけるのは、鴨亭ならではの強みです。
2025年9月訪問
前菜盛り合わせ。つまり8寸。
鴨料理のお店でまさかの牛タン柔らか煮。
続いてお造り。そうか、いろんなものが出るお店なんだ。
マグロはインド?ガッツリ脂乗ってます。カンパチも。イサキは旨み成分まわってます。
馬肉のユッケ。これはアラカルトで。
卵黄と絡めてタレをかけて。口溶けいいです。あっさりしてて噛むとほんのりと甘味を感じます。
鴨のローストステーキ。こちらもアラカルトで。
香ばしく、身はしっとりとして脂は甘い。あっさりとしてるが旨味はしっかりある。
鴨つくねと鴨もも肉。炭火の香りいいですねぇ。
もも肉は力強い歯応えに、噛むごとに旨味が溢れてくる。肉にちゃんと味があるが決して「俺が鴨だ!」みたいな主張がないのもいい。
つくねは超粗挽きでこちらは旨味と適度な脂を感じます。鴨本来の噛ませる旨さがある。
鴨鍋。出汁はもちろん鴨出汁。他に椎茸や野菜や魚介出汁など。
九条葱。
京鴨ロース。
煮立ってきたら九条葱を入れて。これはいつまでもシャキシャキとしてました。
鴨は10秒ほど火入れするだけ。
牛や豚と比べるとやや淡白な鴨は出汁と合わせて食べると尚いい。というか何枚でもいけそうです。
〆に蕎麦を選択。
やっぱし蕎麦〆いい。鴨出汁を一緒に堪能できます。
できたら鴨肉と一緒に食べたかったな。比較的リーズナブルな金額で鴨尽くしのコースをいただけます。ごちそうさまでした。
店舗情報
店名:鴨料理専門店 鴨亭(かもてい)
ジャンル:鴨料理、鳥料理、日本料理、すき焼き
住所:東京都中央区築地4-2-11 新橋演舞場別館1F。
アクセス:地下鉄日比谷線「築地駅」・「東銀座駅」・都営浅草線「東銀座駅」から徒歩約5分
営業時間:
ランチ(月〜金):11:30〜14:30(L.O. 14:00)
ディナー(月〜金):18:00〜22:30(料理 L.O. 21:30、ドリンク L.O. 22:00)
土曜定時:17:00〜22:00(L.O. 19:30)
日曜・祝日定休日
予算目安: ランチ:約1,000円~1,999円
ディナー:約6,000円~9,999円
予約・支払い: 予約可(コース利用時や電話予約が可能)
カード可(主要カード対応)、QRコード決済可(PayPay等)、電子マネー不可
アラカルト注文時はテーブルチャージ770円(または600円)あり