東京・馬喰横山にある焼鳥屋「酒亭 湯澤」。

鐘ヶ淵の焼き鳥の名店「酒亭 田中」から2024年11月に独立したお店。
ちょうど「酒亭 田中」に行った際、湯澤さんが「今日で卒業なんです」ということでこのお店の存在を知りました。
オープンしてすぐだとバタバタだろうから少し経った頃に訪問。
店内はL字のカウンター10席のみ。
コースは6,800円一本。〆などは別料金。

店名を継いでるためジャンル問わず色んな肴が焼き鳥の合間に出てきます。
びっくりしたのがやま幸のマグロとシャリ笑
焼鳥屋でまさかマグロが出るとは、と驚いてたら「酒亭なんで…笑」と。
趣向を凝らした肴と熊野地鶏がテンポよく出てきます。
酒亭 田中でも焼きをやっていたということで焼きの技術も申し分ないです。
熊野地鶏自体は結構味わいがライトだ。塩も控えめ。
一番刺さったのはレバーパテ。まるで冷たくないアイスクリーム。この表現合ってるかわからないが僕はそう感じました笑
クリームが入ってるわけでもないのにレバーの持つ濃厚な旨味が強烈です。
金額も控えめで飲んで追加しても一万ちょっとにおさまり、財布にも優しい。

具材は鶏つみれ、蕪など。
まろやかな白味噌の甘味が胃に染みわたります。

白魚、仙台セリ、沢庵、海苔のサラダ。食感と香りがいいサラダ。

熊野地鶏の抱き身。味わいはライト。

海老芋の葛粉揚げ。ウド、タラの芽の天ぷら。
海老芋はしっとりとしてホクホク。滋味深い旨味があります。焼鳥屋だけど揚げ物。酒亭ですな。

サクッと食感軽快。

そぼろ、ザーサイ、葱。



赤身の味もしっかりとあります。

まるで鮨屋かと錯覚させるクオリティ。



このレバーパテが素晴らしかった。鮮度の良さが伺える。

たっぷりとチーズをふりかけられたつくね。卵黄を口に含みいただきます。
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