森下の焼鳥「BLESS」。
お店はアメリカンダイナーの居抜き。同じ店なのにカウンター席は焼鳥屋、テーブル席はイタリアンを出す二店舗が同じ空間に入っているなんとも不思議なお店。
イタリア料理の方はフラッと訪問しても入れるようだ。本日はカウンターで20時半からの回でお邪魔した。当然焼鳥です。
アメリカンなBARっぽいカウンターで焼鳥が出てくるなんともシュールな空間。こう言うのも個性的ですね。
オーナー兼シェフの藤本さんは「鳥しき」の系譜である「おみ乃」の出身。日本料理や鮨などの要素を取り入れ、焼鳥の枠を広げる。扱う鶏は伊達鶏、比内地鶏がメインで内臓系は全てハーブ鶏。
コースは税込8,800円。
以下、いただいた料理。
刺身
宮崎県の「じどっこ」と銘柄の伊達鶏を使用。砂肝、ハツ、レバー。鮮度のよさを堪能。
鴨鍋
水茄子、九条葱、つくね、鴨ロース。このアメリカンな内装でお椀をいただくというシュールさ。和出汁が沁みます。
脛肉の手巻き
筋を剥がした脛肉はフワフワで脂があり赤酢のシャリとの相性もいい。
レバー
鳥しき、おみ乃を彷彿とさせるポーション。
エルフランス
トリュフの香りが付けてある。濃厚でトロトロ。
抱き身
パリッと理想的な火入れの皮にジューシーな肉質。
炭火厚揚げ豆腐
炭火の香りを纏ったカリカリの揚げ出し豆腐。中はフワフワのコントラストがいい。
胸肉
比内地鶏のハリのある胸肉。
マルハツ
かなり威勢がいいです。ぶちゅっと噛めば勢いよく旨味エキスの肉汁が口内を満たす。
椎茸
手羽先
骨抜きにされた手羽先。骨にしゃぶりつく醍醐味はないが骨周りの旨味はしっかりと感じられる。
そぼろと舞茸のご飯
一杯目
赤だし
二杯目
卵を崩してリゾット風に。
自家製アイス
ヨーグルト、無花果、オリーブオイル。
本日のお酒
ボトルにて。
お会計は一人約12,000円。食べ歩きが趣味という藤本大将の好奇心、アンテナが反映されたようなコース内容。同じ空間でいただけるTACUBO出身のシェフによるイタリア料理も注目したい。ごちそうさまでした。
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