【都内某所】すし 田いら「よりシンプルに、より王道に。」

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寿司(鮨)

サロンの貸切会で久々に「すし 田いら」へ。

住所非公開の人気店です。

プライベートでよくご飯食べに行ってる平さんの握り、久々だ。

大将 : 平公一さん

相変わらず楽しそうに接客するし、楽しそうに握る。おまけに鮨を握ってる姿がサマになる。力士じゃなくて鮨屋になるために生まれてきたような方だ。

前回はいつだったか。海味からこちらに変わり、シンプルになったなという印象だったがそれがさらに磨きがかかった。素材のクオリティが浮き彫りになり、より素材感を楽しめる料理スタイルになっている。個人的には今の平さんの料理の方が好みです。あの玄米キャビアも美味かったけど。

動画を観るなら一番下のリンクから❗️




以下、いただいた料理。

・トウモロコシの擦り流し 唐津の赤雲丹

あわ醤油と赤雲丹。

とうもろこしと雲丹、種類の異なる2種類の甘みを、あわ醤油が引き立てる。

・トロと胡瓜の手巻き

すき身と包丁で切れ目を入れた胡瓜一本を手巻きに。これ、シンプルに胡瓜の清涼感がいいっすね。サッパリと。

・坊主殺し

坊主殺し。そう言う名前の海藻なんです。

由来は
昔々、法要に呼ばれた和尚さんがこの海藻をごちそうになり、あまりのおいしさに食べ過ぎて亡くなってしまったから

または

体にいい海藻のため、たくさん食べると坊主の出番がなくなるから

前者だとアホ過ぎるため、後者の説が有力だと思われる

繊維が太くて美味しい海藻です
貝出汁とかと合わせていただけば最高かと思います。

・メイチダイといしかげ貝

・フエフキダイ

数日寝かせたものでしっかりと旨味がまわり、余韻もある。

舌触りもねっとりと。胡麻の香りがまたいいんです。




・紫雲丹

奥尻島。土佐酢のジュレ、花穗紫蘇。酸味と甘味、紫蘇の香り。

・小肌

一番最初の握りに小肌をもってくるあたり、江戸前に対するこだわり感じます。

わりとしっかりと〆てあり、酢加減とシャリの酸味、そしてじんわりと脂の甘味と綺麗な流れ。

・海苔の茶碗蒸し

一年でこの時期しか採れない海苔。

食べる前から磯の華やかな香りにうっとり。出汁の風味も良く、シンプルながら力強さのある茶碗蒸し。

・真鯛

明石の鯛。脱水されもっちりとして、そして香り高い。いやぁ、旨い。

・蝦蛄

なんとオスとメスのダブルで食わせてくれます。個人的にオスの方が好きだけど、メスの卵と合わせていただく贅沢な一貫。

・鯖

脂ののりもよく、赤みのようなねっとり感も特徴的。

・新イカ

少し大きめの新イカに包丁を一切必要としないサクッとした快食感。

・甘鯛塩焼き

シンプルな炭焼き。たまらんね。

・煮帆立

立の甘味と香りが素晴らしい。

・赤身漬け

ボストンの鮪。漬け加減の塩梅がいい。

・中トロ

・大トロ

赤身と同じボストンもの。




・赤雲丹

由良。甘さよりクリーム感強めの印象を受けましたが、これはこれでメッチャ美味かったです。

・車海老

わりと大き目。旨味と香りの余韻が素晴らしい。

・ホシガレイ 昆布締め

締め加減が絶妙で、旨味と香りの余韻がこれも素晴らしかったです。

・味噌汁

すっごい濃厚。今日の魚のアラで作った味噌汁旨すぎる。

・穴子

・玉子

・メロン

だいぶシンプルに、王道に。ごちそうさまでした。

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