名店「すきやばし次郎」で12年間修行を積んだ店主、高橋青空(はるたか)氏が2006年に33歳の若さで独立し、暖簾を掲げたお店。
もともと北海道出身の方だけど、本格的に江戸前鮨を極めたくてすきやばし次郎に弟子入りしたんだとか。
店主・高橋青空(たかはし はるたか)氏の経歴
高橋氏は1967年、北海道旭川市生まれ。
ずいぶんヤンチャだったと聞いております。笑
高校卒業後の18歳で札幌の老舗「すし善」に入店し、入店3年目には土産用の巻物を任されるほどの腕前を発揮。
21歳で東京へ上京し、銀座「すきやばし次郎」に入店。以後二番手として12年間にわたり江戸前鮨の技を磨き上げました。
33歳のときに独立し、2006年に銀座で「青空(はるたか)」を開業。2016年には同じ銀座内に店舗を移転し、現在に至ります。お弟子さんも輩出しており、2025年にオープンした「みつい」もいまや人気店。
特徴
次郎の系譜を踏襲するものの、次郎よりもさらにシャープに塩気を感じるほどの強い酢感が特徴。
けっこうパンチのあるシャリに最初はびっくりしました。
さらに次郎では酒の種類はほとんどおいておりませんが、こちらでは酒も楽しんでほしいという想いから酒の種類も豊富で次郎よりも確実にゆっくりできます(あっちはゆっくりどころか謎に緊張する)。
場所は最寄は銀座駅だけど新橋駅からでも徒歩圏内。
銀座のナンパの聖地コリドー街にあるビルの6階に位置します。
2018年7月訪問
店内は明るくてやたらバブリー。
客層は基本歳が違う男女(おそらく愛人か飲み屋のねーちゃん)。
銀座だね…
まずは野郎2人でビールで乾杯。
エビスかアサヒか選べてエビスビールで。
枝豆
豆の香りがすごい、群馬の豆らしい。ビールと枝豆という理想的な組合せ。
煮タコ
塩をつけなくても充分タコ本来の味が凝縮されています。
アラの湯引き
きんきの焼き塩
ホシガレイ、とり貝、エボダイ
太刀魚
蒸しあわび
とろみのある「あさりの出汁」と共に。ムッチリとして香りも絶品です。
あわびの肝
鰹
辛子醤油でいただく。藁で焚いていて燻製されている。
くろむつの黒七味焼き
京都の黒七味がかかっており、甘辛の味付け。
ガリ
甘みと酸味が強いもの。
ここから握りへ。
アオリイカ
包丁のおかげもあって甘くて柔らかい。ねっとりとしてシャリに絡みつく感覚。
シャリは酢と塩が若干強めのキレのあるもの。まさにすきやばし次郎イズムの強くてキリッとした存在感あるシャリ。だけど次郎さんよりも塩が強い印象。
キス
赤身
ここからは鮪三連星。夏の鮪でアッサリと。
中トロ
大トロ
小肌
横からの見た目も綺麗。
シャリのソリッド感と小肌の酢加減でキレキレ。
小柱
本日感動したネタの一つ。
鯵
言うまでもなく美味。
鯵の旨味が出ていて脂もいい具合にシャリと合う。
車海老
ブリンブリンで甘いです。しかも大きいので二つにバッサリ。この辺も次郎系を彷彿とさせる。
赤雲丹
長崎の壱岐の赤雲丹。
チダイ
穴子
口の中で唾液と混ざった瞬間に自然に崩れる。なんじゃこりゃ…
玉子
甘みが強くて塾れてる。お菓子。
以上。
価格は1人で43,000円。
さすがに4万円代はいままで行った店の中でも一番高い。
うん、どれも最高のネタだし見た目も綺麗だしとても美味しいんだけど金額がね…
店舗情報
住所:東京都中央区銀座8-3-1 GINZA TOKIDEN 6F
アクセス:JR新橋駅銀座口 徒歩4分/東京メトロ銀座駅 C3出口 徒歩6分
営業時間:
昼 12:00~14:00(最終入店12:30)
夜 17:30~22:00(最終入店20:00)
定休日:日曜・祝日
席数:カウンター10席、個室カウンター4席
予算:昼 ¥10,000〜¥15,000、夜 ¥30,000〜¥40,000
予約:完全予約制
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コメント
コメント一覧 (2件)
動画の表情拝見したら、奥様とご一緒されたかと思ってましたが、男性二人だったとは!
うる覚え 【うるおぼえ】
「うろ覚え」の誤り。うろ覚えをうろ覚えして「うる覚え」と勘違いしている人が案外多い。