昼の12時。
「今日は静かだね」と常連さんが言ってる。
たまたま今日は閑散としているがいつもはランチ時間でも忙しいらしい。
場所は神奈川県川崎市の梶が谷。
駅からは徒歩5分程。
本日は車で来た。酒を飲まずに鮨をいただくのははじめてだ。
場所柄かちゃんも駐車場もある。
満車でも目の前に上限1,000円のパーキングがあるので問題ない。
カウンターは8席に座敷。
涼しい店内。
物腰柔らかい感じの良い大将と女性の店員さんも雰囲気がいい。
ランチで鮨のみの5,400円のコースにする。
本日は車なのでお茶。
よし、鮨を堪能するぞ。
ガリ
甘みが強く、辛味も後を追うもの。
静岡舞阪 しんこ
静岡県舞阪産。小肌の稚魚。
夏場の貴重な魚。
味は小肌のさらに尖った感じ。
酢加減も塩っ気もいい。
シャリは赤酢と数種類ブレンドしているそうで酢が効いたもの。
シャリは硬めだけどモッチリ感あって美味しいです。
ホシガレイ
宮城県三陸産。塩とすだちでいただく。
食感がいいです。
縞鯵
高知県土佐清水産。
4日目でいい具合に脂が乗ってて美味しいです。
のどくろ 昆布締め
長崎県産。
冬の魚だけど長崎産のは通年美味いんだと。
昆布締めにしてるのでやりすぎない程度に甘みがあって美味い。
味噌汁
ネギたっぷりの熱々。塩っ気がちょうどいい。
シメサバ
三浦半島産。ほどよい脂が心地いい。
本鮪
宮城県産。夏の鮪で酸味もあってサッパリ。
金目鯛
千葉県銚子産。炙っていて香ばしい。
フワッと甘みを感じる。
大将曰くやはり銚子、勝浦の金目鯛は美味しいらしい。
中トロ
宮城県塩釜産。10日寝かせたもの。
酸味も感じるが脂も甘く絶妙だ。
大トロ
口内に広がる上質な脂と酢飯が合う。
美味しいです。
小肌
熊本県天草産。やはり当然だけど先ほどのシンコとは別物。酢でキュッと締まってて口内サッパリ。
アワビの肝と雲丹と毛ガニ
なんだかスペシャルなやつが出てきた。
肝も全く臭みなく毛ガニと雲丹で全体的にマイルド。
鯵
神奈川県小柴産。鯵の深みがあって美味しいです。
バフンウニ
北海道利尻産。とにかく甘くて上品。
煮蛤
千葉県九十九里産。みずみずしくて味付けは甘め。蛤の食感もいいです。
美味しい。
紫雲丹
北海道函館産。なんと雲丹二貫目。
先ほどのバフンウニとは違って甘みは少ないがサッパリでクリーミー?
穴子塩とカボスとタレ
穴子を二つに割って塩とカボスとタレの2種類。どちらも塩っけがちょうどよく穴子もホロホロでシャリとの相性最高。
巻物 塩釜の中トロ
海苔がとても香り高くて力強い。
トロの脂と酸味の効いたシャリと海苔が心地よくマッチング。美味い。
芝海老の卵焼き
芝海老の風味。玉子焼きにもよく合う。
青紫蘇シャーベット
甘みはほんのりの青紫蘇風味がとても爽やか。これ、本当に美味い。
これだけ食べてお会計は5,400円。
本当に驚異的。まさにコストパフォーマンスに優れたお店。
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コメント
私も不遜ながらたまにこういうことやりますが、
「酒があったらどんだけマリアージュしたんだろ?」と悶々としながら、
「いや酒が入ってないから本来の味を楽しめたんだ」と自分を納得させます。。
旨かったら確実に後で前者を試しに行くんですけどね(;’A`)