埼玉・大宮にあるラーメン店「狼煙 大宮店」。

埼玉・大宮。
ラーメン激戦区の中でも、ひときわ熱狂的な支持を集める名店「狼煙(のろし)」。
埼玉を代表する濃厚魚介豚骨つけ麺のパイオニアとして知られ、県内外からファンが足を運ぶ。
「狼煙 大宮店」ってどんな店?
「狼煙 大宮店」は、JR大宮駅東口から徒歩7分ほど。
2017年4月1日にオープンして以来、地元客から遠征組までが列をなす人気店となった。
カウンター10席ほどの小さな店内には、魚介と動物系の香りが漂い、厨房からは絶えず湯気が立ち上る。
「狼煙」の始まりは2007年12月10日、さいたま市北区の本店。
当時、首都圏では「つけ麺ブーム」が広がりを見せていたが、その中でも狼煙は特に「魚介の香りと動物のコク」を調和させた一杯で注目を浴びた。
創業者は研究熱心な職人肌の人物で、スープの濃度、麺の加水率、香味油のバランスなど、すべてを独自に設計。
濃厚でありながら飲み干せるスープを実現した。
その後、ブランドは成長を続け、現在は「本店」「大宮店」「東大宮店」「つけ麺狼煙@大宮そごう」「中浦和店」など埼玉県内を中心に複数店舗を展開している。
いずれも味のクオリティは均一に保たれ、まさに「埼玉ラーメンの象徴」と呼ぶにふさわしい存在となった。
濃厚魚介豚骨スープと自家製麺の完成形

狼煙の代名詞は、なんといっても濃厚魚介豚骨スープ。
豚骨・鶏ガラ・モミジをベースに、煮干しや鯖節、鰹節など複数の魚介素材をブレンド。
長時間炊き上げて旨味を抽出し、さらに魚粉を加えることで“ザラリ”とした独特の食感を生み出している。
スープは一見ヘビーだが、脂っぽさはなく、後味はスッと消える。

スープと並ぶ主役が、店内製造の自家製太麺。
加水率を高めに設定し、3日間かけて熟成させることで、モチモチとした弾力と小麦の甘みを引き出している。
噛むほどに旨味が広がり、スープを絡めるとまるで一体化したかのような完成度。
太麺の重量感に対してスープの濃度がちょうどよく、まさに“計算された濃厚”という表現がぴったりだ。
人気メニュー紹介
● 濃厚つけ麺
狼煙の定番にして看板メニュー。
並盛200g・中盛300g・大盛400gとボリュームを選べる。
チャーシューは香ばしく炙られ、スープ割りで最後まで楽しめる。
● 辛つけ麺
魚介豚骨のスープに辛味噌を合わせた刺激系メニュー。
辛さの奥にある旨味が深く、リピーターも多い。
● まぜそば
スープなしで、濃厚なタレと魚粉を絡めた一杯。
ニンニク・背脂・卵黄などのトッピングで無限のアレンジが可能だ。
2018年9月訪問
とある家の用事で埼玉県大宮までやってきた。
大宮駅周辺でラーメン屋を探してたら「狼煙」がヒット。
スマホを頼りに向かうとなんだか懐かしい道。
そう言えばラーメン二郎 大宮店もこの辺だったなと思いながら歩くとまさにラーメン二郎 大宮店の跡地
黄色い看板が「狼煙」になってた。
なんか謎に感慨深いぞ。
店内は相変わらずかなり狭い。
かなり活気があります。全然二郎の頃と違う。
つけ麺は並200gと中300gは同一料金みたい。ここは「中」を。
・つけ麺 中 840円

テンポよくやってきた。見た目はまるで「六厘舎」だ。


もはや説明不要の魚介豚骨です。
スープには海苔、チャーシュー、ネギ、刻み玉ねぎ、ナルト、魚粉とつけ麺の定番の具材です。

太麺は希少価値の高い「ゆめちから」を主原料に北海道産の小麦を独自にブレンドした自家製麺。
モチモチだけどコシも強く小麦の風味もいい美味しい麺です。
けどどこかで食べたことがある麺だ。

魚介豚骨は過度にしょっぱすぎず。豚骨も臭みなくバランスがいいです。
思ったより粘度は高めです。
王道なんだけどこれは「美味しい」と素直に思える味。
クセがなく飽きがきません。

具材も王道。
特に言うことなし。
最後はポットで自分でスープ割。
個人的にはスープ割はお店側にやってほしい。
調節が難しいし。なんだかポットって味気ないと思うのは自分だけでしょうか。

魚介の香りが鼻を抜け、動物系の余韻が残る。旨いなぁ。
最後まで王道な魚介豚骨つけ麺。
逆に言えば「絶対失敗しないつけ麺」です。
地元の人に愛される感じでしょうか。ごちそうさまでした!
おすすめ濃厚つけ麺3選



【狼煙 大宮店】の動画
店舗情報
名称:狼煙 大宮店(NOROSHI)
住所:埼玉県さいたま市大宮区下町1-25
最寄駅:JR「大宮駅」東口/南銀方面 徒歩5〜10分程度
営業時間(目安):月〜土 11:00〜20:30(L.O.20:20)/日曜 11:00〜16:00
定休日:不定休(臨時休業の場合あり)
席数・スタイル:カウンター中心(9〜10席との情報あり)
オープン日:2017年4月1日(大宮店として)
ジャンル:つけ麺・ラーメン専門店
支払い方法:カード・電子マネー不可との情報あり









コメント
コメント一覧 (2件)
まさに王道中の王道の「またおま系」ですね。
とみ田と比較してほしいです(^^