【不動前】不動前 すし 岩澤「つまみと握りが交互に提供されるすし匠系の名店!】

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寿司(鮨)

「すし匠系」とは東京 四谷にある「四谷 すし匠」から独立したお店を指します。

つまみからの握りが一般的だが、つまみと握りを交互に提供するスタイルを確立したのが「すし匠」である。

本日伺うのがそんな「四谷 すし匠」の独立店「すし匠 斎藤」で約8年修行されていた岩澤氏の独立店「不動前 すし 岩澤」。

大将の岩澤氏は元システムエンジニアという異色の経歴の持ち主。

不動前駅から徒歩5分程歩くとお店が見えてきました。

母親の退院祝いで両親を連れてやってきました。

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岩澤氏はとても物腰柔らかく、こちらもリラックスできる感じです。

まずはビールで乾杯。

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目の前にガリ、海ぶどう、ワカメの3種類が常に置かれ、食べるとまた足される。

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ガリは甘みが強めだが辛さもバランスよく追ってくる。

1.鯵

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しょっぱは鯵の握り。いきなり好きなネタでテンションが上がる。

九州産。塩漬けがまた鯵の旨みを引き出している。

こういった本来の味が強めの魚には塩漬けくらいがちょうどよかったりしますね。

2.金時草(きんじそう)

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ぬめりがあってシャキシャキといった不思議な食感。はじめて食べました。

3.真鯛

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4.石垣貝

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とり貝の仲間でとり貝っぽい。

「石垣貝」って名前だけど取れるのは東北。

みずみずしくてコリコリで美味しいです。


 

5.毛ガニの手巻き

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毛ガニは甘みを感じます。

海苔が力強く香りもいいです。

6.松茸の茶碗蒸し

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松茸の風味がなんともいい。

7.鯵の海苔巻き

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入っているのは鯵、たくあん、きゅうりの3種類。ご飯なしだけど充分美味しい。

鯵って万能だ。

日本酒にうつります。

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「鶴齢」は甘みの強めのお酒。飲みやすいです。

8.新烏賊

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烏賊の赤ちゃん。

めちゃくちゃ柔らかいですね。甘みも感じます。

9.鰹

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皮は炙ってあります。

玉ねぎおろし醤油はニンニクっぽい味がするけどニンニクではない。

10.生イクラ

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初物のイクラは粒が小さくとても美味しい。


 

11.鮑そうめん

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細く切った鮑に昆布出汁で味付け。

スルスルっと入っていきます。

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12.メロンの漬物

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そして漬物なので甘くないです。

シャキシャキっとしてて食感がよいです。

13.新子

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締め加減もちょうどいいです。

シャリはネタによって赤酢だったり米酢だったり使い分けているようです。

14.クエの湯引き

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要はしゃぶしゃぶですね。

柚子胡椒と共にしっとりとした食感がたまらない。

15.秋刀魚

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赤酢と共に秋刀魚の握り。

16.白海老の昆布締め

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鮪の酒盗が上に。

海老の甘みと酒盗の塩っけが最高すぎ。

続いて福井の「黒龍」。

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17.鰤の漬け

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5日間寝かしたもの。上にはカラシが。

鰤の甘みが凄いです。

18.ザーサイの漬物

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いつものザーサイの食感とは違いカリカリ感が増したもの。

19.メヒカリ

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深海魚。粕漬けにしてあってこれがまた脂が乗ってて美味いのなんの。お酒がすすみます。

20.鰯

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塩漬け。米酢に変わった。

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21.あん肝と大根の抱き合わせ

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大根であん肝をサンドウィッチしたもの。

これほど大根とあん肝の甘みが合うとは…


 

22.紫雲丹

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23.大根の漬物

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コリコリで甘めの味付け。

24.大トロ

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夏の鮪だけどそれでも脂がのってます。

25.出し巻き玉子

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これはスタンダードな玉子。

26.車海老

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プリプリです。海老の甘みも出てます。


 

27.のど黒

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脂が乗りまくっているところをすだちの酸味がいいアクセントになってます。

28.穴子 塩

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表面パリパリで中はホロホロ。

塩加減がよくふっくらした身の甘さが際立つ。

29.味噌汁

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アオサが入ってます。

30.シャーベット 白桃

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爽やかにシャーベットでしめます。

総じて各料理に個性があってとても刺激的でした。つまみも少量でこのくらいの量が酒飲みにはちょうどいい。

握りの大きさも小さめで食べやすいです。

シャリは硬めでネタによって赤酢、米酢を変えてます。

お会計1人あたり24,000円。

30品とこれだけの量の仕込みは大変なんだろうなと毎回すし匠系に来ると感心するばかりです。

前回の「達広」も印象が良かったので今後はすし匠系制覇してみようと思います。

ごちそうさまでした!

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