※本記事で紹介している「なんでんかんでん」は2020年1月に渋谷肉横丁、2021年12月に西新宿に移転し、その後は閉店しています。
東京・高円寺にあるラーメン店「なんでんかんでん」。

「なんでんかんでん」は、東京に豚骨ラーメンブームを巻き起こした伝説のラーメン店である。
本記事では高円寺に復活した「なんでんかんでん」の魅力をレポートします。
「なんでんかんでん」ってどんな店?
1986年に世田谷・環七通りで開店し、当時珍しかった本格豚骨ラーメンで大ブームを巻き起こしました。
川原ひろし社長はテレビ番組でも有名で、「美味しくなければ代金はいらない」という宣言と共に、接客と味にこだわりました。
当時は大人気だったが、スープを薄めるなどして徐々に客足が減っていく。
さらに大家からスープの匂いがNGとされ移転断念し、2012年11月に閉店。
確かに臭かった。あれは熟成香じゃなかったんじゃないかな。
それから約6年後の2018年9月3日に高円寺駅南口に「高円寺復活店」としてオープンし、再び注目を集めます。
工場から直送に変更し、あの臭いはなくなった。
ところが2020年1月に渋谷肉横丁に移転。ところがコロナ禍で客が激減し、閉店。
さらに2021年12月に西新宿に「なんでんかんでん 西新宿店」をオープンするも、2024年11月29日に閉店。

とにかく移転と閉店を繰り返す特異なお店である。現在は「なんでんかんでん」ブランドは完全に幕を閉じている。
2019年6月訪問
令和一発目の「なんでんかんでん」へ。
なんでもゴールデンウイークから深夜営業も始められたとのことで。(社長と従業員2名でどちらかがいない時は深夜営業はなし。事前に電話くださいとのこと。)

お客が書いた「令和」の文字。社長も相変わらず。

本日も社長と一緒にお店で飲み。
どうせならつまみ全種類を制覇することに。
まぁ別に制覇したところで何もないけど。
居酒屋として〆にラーメンをいただく
つまみはとにかく、安い。めちゃ良心的な価格でこれならラーメンのついでに頼んでもいいといった感じだ。
かといってアルコールもどれも500円きってるしそしてジョッキがデカい。コスパで言えばかなりいい。
以下、頼んだ料理。
ガツ刺 280円

牛スジ煮 350円

ネギチャーシュー 280円

手羽先煮込み 250円

とりあえず社長に「つまみでオススメは?」と聞くと必ずこの手羽先煮込みを勧めてくれる。
とても柔らかくてさっぱり。味付けも濃すぎずちょうどいい。
ふくやの一口明太子 250円

社長の大叔父が明太子を考案した方ということでお店にも一口明太子がある。
屋台あて盛り 350円

ピリ辛モヤシ、味玉、チャーコロの3種類が盛られているやつ。
結構ボリューミー
水餃子 280円

ラーメン 770円 バリカタ

今日のラーメンはいつもりも白濁している。

結構泡が凄い。豚骨カプチーノ。

麺はハリガネにする。
バキバキボキボキの食感がなんともたまらない。

濃すぎず薄すぎずのちょうどいい塩梅の豚骨スープが適度に舌を覆う。

いつ食べてもバランスがいい。
ここらでワンタンがきた。
わんたんバカ 180円

肉少なめのヒダヒダ多め。
豚骨ラーメンにワンタンの組み合わせははじめてだけど違和感はない。
替え玉 150円


酒とつまみで結構腹に溜まっていたがラーメンだとなんだかんだ食べられる。

多分細麺だからだろう。
たっぷり酒も飲んで腹いっぱいになって笑ったいい夜だった。ごちそうさまでした!
2019年3月訪問
本日は高円寺にて復活した「なんでんかんでん」にて川原社長と後輩と3人で飲みの約束。
普段打ち合わせなどに使用しているお店の二階をお借りすることに。
我々がついた頃、まだ前の打ち合わせが長引いておりお店でビールを飲んで待つ。
ようやく打ち合わせが終わり社長は「ちょっと待ってててね」と言ってトイレ掃除を始めた。
川原社長は店の店長ではなくあくまで「社長」という肩書き。その社長自らがトイレ掃除をしていたことになんだか感心してしまった。
掃除が終わり800ミリ入ると言われるデカジョッキでようやく3人で乾杯。
そこからは色々と「マネーの虎」の裏話だったり「しくじり先生」の裏話だったり…
使えない話ばかりだけど使えない話こそが面白い。この模様は動画にしてるので一番下に貼っております。ご覧ください。
飲みながらつまみをいただく。
ガツ刺 250円

コリコリしててサッパリな一品。
手羽先煮込み 250円

この手羽先煮込みはかなり柔らかくていい酒の当てだ。
驚いたことに社長の大叔父にあたる方が明太子の「かねふく」の創業者らしくお店でも明太子が置いてあったのでいただいた。
写真撮り忘れたけど。思わずご飯が欲しくなる最高のつまみ。
環七時代は「なんでんかんでん」渋滞が起きクレームが1日50件入ったり、お巡りさんが店前に常駐したり、あまりの渋滞のため環七の車線を書き換えたりかなりぶっ飛んだ話を聞かせてもらった。
豚骨ラーメンの匂いもかなりクレームがあったそうでいまは店ではスープを炊いていないそうだ。
「ラーメン二郎 環七新代田店」に行くときに必ずあの臭いの前を通らないといけないの結構ストレスだったな。

別のところで作ってスープを持ってくるいわゆる「セントラルキッチン方式」を採用している。
店でスープを炊くとどうしても味にブレが出てくる。だがセントラルキッチンならスープのブレは極力少なくなるというメリットもあるがあの匂いが好きという人には物足りなさはあるようだ。
社長はお客さんが来店すると元気よく「いらっしゃいませ!」と腹の底から声を出す。
それはまるで往年の歌手のようだ。
そしてお客さんが「写真を撮りたい」といえば喜んでそれに応じる。
お客さんが帰れば外まで見送りにもいく。
高級店ならまだしも800円、900円くらいの単価のラーメンで外まで社長が見送りにいくなんてなかなかない。
きっと単価とかじゃなく本当に感謝の気持ちがあるからできるんだろうな。
味玉ラーメン 870円+のりトッピング 100円

「しくじり先生」でかつてスープを薄めていた事を発表していたが今はむしろ濃厚。
臭みはなくもったりとした美味しい豚骨スープだ。

海苔には「しくじり先生」の文字が。

もはや完全にネタにしている。
麺は従来の博多ラーメンより少し太いかなといった感じ。
ほどよい小麦感がたまらない。

社長からゴマとニンニクを入れられる。
いや、かなり美味いっす。

酒をかなり飲んだ後だったので食が進む。
ワシワシとバキューム。

東京で豚骨ラーメンを広めたお方を目の前にしてラーメンを食べる日がくるとは…
なんだか感慨深い。

腹一杯になったけどどうせならという事で替え玉半分、硬さは「粉落とし」でいただく。
ちなみに「粉落とし」はこのお店が発祥である。

だけど言うほど硬くはない。
人によっても硬さは変わってくるので一概には言えないがこのボキ感いい。
「もっと硬くできるけどこの位が美味いんだよ」と社長も仰る。
満腹で大満足。

お世辞でなく美味しい豚骨ラーメンだと思います。
社長、ごちそうさまでした!
2019年1月訪問
言わずと知れたラーメンブームの火付け役「なんでんかんでん」。
この店の行列で新代田に渋滞が起きたほど。
当時は川原社長も「マネーの虎」をきっかけにメディアに引っ張りだこ。まさに一時代を築き上げたと言っても過言ではないだろう。
ところが徐々に客足は減少していき、ついには閉店にまで。
まさに栄光からの転落。
理由はスープを薄めてしまったことや自分自身がおごっていたことを後にテレビ番組で語っていたっけ。
さて、そんな「なんでんかんでん」が場所を変えて高円寺に復活。
実は環七時代の店には行ったことがないので比較はできないがせっかくなので行ってみることにする。

川原社長に会えないかなーと期待して行ったらなんと社長がいるではないか。

とりあえずラーメンをということでどうせなら「3バカラーメン」という千円越えするものを。
食券はなく後払い制。
バリカタにしたら1分くらいで出てきたのには驚いた。
物凄い連携プレーだ。
3バカラーメン 1,070円

海苔、ネギ、玉子がかなり入ってるスペシャルなラーメン。
基本のラーメンは770円なのでデラックスバージョンといったところ。
海苔の印字も昔と変わっていないらしい。
だけど匂いはかなり抑え気味。
環七時代は店の100m先まで匂ってきた位強烈だったがどうやら苦情が殺到したらしく今回復活にあたって改良したのだろう。

スープは濃厚だけどそこまでドロドロというわけではない。
東京で食べられる博多ラーメンのど真ん中。
オールドファンに言わせるとこれでも濃くなった様だ。
麺も太くなっているらしく環七時代とは別物と考えた方がいいかも。

ボッキボキの歯ごたえ。これこれ。
チャーシューは大き目で柔らかく美味しい。
具材がめちゃ多いので替え玉の必要がないな。
海苔、キクラゲ、玉子、ネギをまとめてワシワシかきこんでいく。

普通の玉子の他にもうずらの卵が数個。
うずらの卵をいっぺんにこんなに食べる機会ってないよな。

環七時代のラーメンを食べたわけではないのでなんとも言えないが一時代を築いた豚骨ラーメンを食べることができてちょっと感慨深い。
転落からの復活を遂げ、まるで角が取れたみたいだ。ごちそうさまでした!
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【なんでんかんでん】の動画
店舗情報
名称: なんでんかんでん
住所: 東京都杉並区高円寺北
最寄駅: JR中央線・総武線 高円寺駅
営業時間: 店舗の掲示・公式案内に準ずる
定休日: 不定休
席数: カウンター中心
予算: 1,000円前後
支払い方法: 現金中心(電子マネー・カードは要確認)
備考: 豚骨ラーメン専門店









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