前回「SATOブリアン にごう」という2号店にお邪魔してそのあまりのレベルの高さに感動した我々が今回訪れるのがいよいよ本店。
他の焼肉屋と一体何が違うのか?と言われると明確に「肉質」と「見せ方」だと思う。
高級店でありがちなのが「ただ脂がのった柔らかい肉を出すだけ」。
それなら正直どこへ行ってもそんなに変わらない。
だけどこの「SATOブリアン」に関して言えば肉質が最上級なのはもちろんのこと、脂っこさはなくコースとしてもかなりボリューミーであるのにも関わらず全く胃もたれもしない。
それでいて各部位特有の歯ごたえを活かしたオリジナルな食べ方もみせてくれる。
さて、今宵はその本店の1日1組限定の「スペシャルコース」とやらを予約できた。
時刻は20時半。最終の時間帯で店主の佐藤さん自らが焼いてくれるという豪華っぷり。
こちらも二号店と同じく阿佐ヶ谷にある。
「スペシャルコース」だからか4人で個室を用意してくれた。
室内は有名人のサインだらけ。
では「SATOブリアン」本店のスペシャルコースとらやをたっぷり堪能しようと思う。
ビーフシチュー
肉がスプーンでホロっと割れるほど柔らかくシチュー自体もかなりコクがある。
他にニンジン、椎茸も入っている。
ビーフシチュー一本でもやっていける程美味い。
キムチの盛り合わせ
程よく甘く、ピリ辛。この上なく日本人の口にあった味。
タン元・特上ハラミ・カイノミ
横から見た特上ハラミ。分厚さがもの凄い。
左:カラシ醤油、右:スパイス。
このスパイスが美味くて何度もおかわりしてしまった。何にでも合うまんばけん禁断のスパイス。
タン元
1枚目はスパイスで、2枚目はカラシ醤油でいただく。
タン元だけあって噛むとスッと歯が入っていき、嫌みのない上質な脂がたまらない。
白ゴマと海苔のサラダ
カイノミ
あえてカットせずにこのまま。
フワッとした食感に驚く。もうこれが凄いのなんの。最上級の赤身で全然脂っこくない。
特上ハラミ
かなり分厚くて迫力がある。ニンニク醤油と共に。
食べてみるとちゃんとかっ肉を噛み締める食感」を楽しめる。かと言ってスジがあるわけでもなく旨味も強く永遠に噛んでいたいほど。
ランプ
外はちょっとカリッと、中はミディアムレアの状態で焼いてもらう。
スパイスを付けながらレモンマスタードのソースとダブル付けでいただく。
食べてみると意外とあっさりしているおり嫌みがなくこれなら何枚でも食べられる。
塩だれ叩ききゅうり
肉が続くと必ずこういったさっぱりな一品が出てくる。
ヒレ
ヒレすき
「つまんでご卵」というつまんでも割れない濃厚な卵と共に。
非常にサッパリとして柔らかく甘辛のタレがたまらない。
サーロイン
おろしポン酢と共に。
熊本産の橙ポン酢は酸味が強すぎないタイプで肉の味を殺さずに食べられるんだとか。
確かにフルーティでサーロインの脂を引き立てる。脂は口の中でとろけるようだ。
完熟トマトのスライス
スライスされたトマトが立ってる…
そしてめちゃ甘い。
カツサンド
シャトーブリアンのカツサンド。パンはこんがり焼いてある。
肉の食感がもう柔らかすぎる。むしろパンより柔らかい。パンもどこかのブランドのもので(聞いたが忘れた)こだわりがあるそう。
これほど美味いカツサンドを今まで食べたことがない。
シャトーブリアン
やばいのがきた。物凄いオーラ。
これ全部シャトーブリアン。
今回のスペシャルコースではさらに肉塊が登場。
網の上は全てシャトーブリアンというオールスター。
肉塊は表面をある程度焼いたらあとはアルミホイルに包み余熱で火を通すよう。
そこにウニとキャビアを乗っけてくれた。
ブリめし
味付けタレとニンニクが効いていて肉質は言わずもがな。
めちゃめちゃ柔らかく最上級の噛み応え。
それでいて脂っこさは一切ない。
タレとニンニクにウニのマイルドさが加わる。
このブリめしになら一万は払える。
しばらくするのあの肉塊がカットされてきた。
こちらもキュッと歯が入りサクッと嚙み切れる。もう驚くばかり。それでいてしつこさはなく旨味が凄い。
今まで食べてきた肉は一体何だったんだろう?と思うほど。
冷麺
肉の後の冷麺は清涼感が凄い。
キムチが入っておりピリ辛。
塩ミルクのアイス
デザートととして塩ミルクのアイス。
甘みが引き立つ。
以上が本店のコース。かなり満腹で物凄いボリュームだった。
本店と2号店の違いを店主の佐藤さんに聞いてみた。
答えとしてはほとんど変わらないが「本店の方が少しだけいい肉を出している」とのこと。
佐藤さんの特権でやはり中でも最上級のものは店長が焼くということか。
この動画を観る⬇️
コメント