「鮨 全国制覇」第三弾は千葉県にある「たかおか」。
「千葉県で美味い鮨は?」という問いに必ずと言っていいほど「たかおか」の名前があがってくる。
千葉駅からは徒歩10分ほどの距離にあり、ずいぶんと静かな場所にポツンとある。
カウンターは6人席と少なめ。
室内は凛とした雰囲気だが物腰柔らかい大将と静かなピアノのBGMでだいぶ居心地がいい空間になっている。
基本食材は千葉県産のものを使用。
大将は「僕なんて」とかなり謙遜されていたけどもっと自信持ってもいいと思いますよ笑
千葉県 ハーヴェストムーン 1,200円
スッキリとしていて香りもよく最初に飲むには最適。
ガリ
酸味先行だが味自体は柔らかいもの。
嫌味のない味とはこのこと。
ワカメと蓮根
どちらも千葉産。
箸休めに蓮根が出る店は珍しい。
ちなみに寿司下駄はスガハラガラスのものを。
煮蛸
銚子産の煮蛸。
塩と小豆で出汁を取っていて何も付けなくても十分旨味を感じる。
鰹
勝浦の初鰹。
皮目部分を燻してありほんのりスモーキー。
肉厚で初鰹らしいアッサリとした味。
子持ち槍烏賊
銚子産の子持ち槍烏賊と菜の花。
ほんのり甘い味付けで槍烏賊自体もとても柔らかく上品な味わい。
千葉と言えば菜の花。ほろ苦い味は春の兆し。
甘鯛
骨で出汁をとって六時間つけたもの。
脂がのっているがホロホロと口内で崩れていき、とても身が柔らかくほんのりと甘みも上がってくる。
一緒についてきたのはサツマイモ。
あん肝
余市産のあん肝。
やはり全てが千葉産とはいかないようだ。
口当たりよく口内で溶けていく。すりたての山葵と一緒にいただく。
寿萬亀
日本酒は全て千葉県の地酒なのが嬉しい。
太刀魚を炭で炙る大将。
いつもは鯖の棒鮨だがいいものが入らないと太刀魚の棒鮨になるそうだ。
絶妙な火の当て方。
太刀魚の棒鮨
焼きたての太刀魚をシャリと海苔と共に。
脂がのっているが派手な脂ではなくあっさりもしている。
シャリは硬めに炊かれ、酢は白酢と赤酢をブレンドしており酸味は控えめ。
芯が残るというわけではなく全体が硬めで一粒一粒が主張している。
蛤出汁の茶碗蒸し
九十九里産の蛤の出汁で作った茶碗蒸し。
具材はなくシンプルなものだが蛤の出汁が効いていて飽きずに食べられる。
ここから本格的に握りへ。
金目鯛
銚子産の金目鯛。
少し塩漬けにしてある。脂がのっているが水分少な目のモチっとした食感。
この寿司げただと鮨が宙に浮いているようだ。
小肌
船橋産。身が肉厚でとにかく柔らかく〆加減も優しい。
小肌は本当に店の個性が出る。
墨烏賊
富津産。ねっちりとしておりスッと歯が入るのが心地よい。烏賊本来の味も濃い。
カンヌキ
サヨリよりさらに味が濃くコクもある。
聖泉
本日の鮪は千葉県勝浦産。
大間や舞鶴などのものを仕入れてるが千葉産でいいものが入ったらしい。
赤身の漬け
勝浦産の鮪。202キロ。
大間の鮪と比べて千葉の鮪は脂がねっとりしているんだとか。
身はきめ細かくて美味しいです。
中トロ
この時期だけど十分な脂加減。
大トロ
やはり脂の甘みが最も強い。旨味共に抜群。
鰯
館山産の鰯。
酢で締めたものでさっぱりしながらも脂がいい味出してる。
赤貝
閖上。
サクッとした歯ごたえとジュワっと貝の旨味が溢れる。これ、たまらない。
煮蛤
九十九里産。
ムチムチの歯ごたえでみずみずしくもある。
お次は「福祝」
鯵
中でも特にこの鯵は旨味がある。
五本全て買い占めたそうだ。
車海老
かなり大きく二つに切ってもらった。
車海老特有の弾力と海老の味わいが素晴らしい。食べ応えもある。
「鳴海(なるか)」
バフンウニ
北海道羅臼のバフンウニ。海苔は木更津産。
海苔の香ばしさがウニの甘味を一層引き立てる。
味噌汁
薄味で非常にアッサリしていて飲みやすい。
穴子
東京羽田。身はとても柔らかくてとろけるとはまさにこのこと。
玉子焼き
大和芋入りの玉子焼き。
甘さ絶妙。
以上がおまかせコース。
お会計は26300円。
大将は常に腰が低く謙遜していたが料理はかなり丁寧で絶妙なバランス感覚を保ったものだった。
寿司げたを一貫ごとに拭いてくれる気遣いも素晴らしい。
ここまで徹底して千葉県産にこだわられると県外から来る者としては嬉しい。
たっぷりと鮨で千葉を堪能した。ご馳走様でした!
この動画を観る⬇️
コメント
コメント一覧 (1件)
館山産の鰯の項で、、、
最初が素と酢で。