本日は足立区の竹の塚へ。
目的は「煮干し中華そば 山形屋」という今年の2月にオープンしたばかりのラーメン屋。
店主は山形県の酒田市出身。
ケンチャンラーメンの大ファンらしく提供されるラーメンもケンチャンラーメンをかなり意識したものになっているそうだ。
ケンチャンラーメン好きとしては行かないわけにはいかない。
場所は竹ノ塚駅から徒歩10分ちょっと。
夜は9時までで時間ギリギリに到着。
店内はカウンター席のみ。
メニューは基本的に「中華そば」。
あと下の方に「冷やしラーメン」なんかもある。
山形ならではのメニューだ。
食券機の横にトッピング券がある。
これもケンチャンラーメンでおなじみのトッピングだ。
それぞれ「濃口」「背脂」「こってり」を選択。
中華そば 750円
ついにきた。
具材を見るにまさにケンチャンラーメン。
ケンチャンラーメンのスープは澄んでいるがこちらは若干白濁気味。
聞くと煮干しが主で少しだけ豚骨、鶏もつかっているんだとか。
飲んでみると煮干し特有のエッヂが効いているが豚骨、鶏が煮干しの角をまろやかにしている。
あくまで煮干しが主役で他の動物系がいい感じにアシストにまわったといった感じ。
チャーシューは肉厚で食べ応えがあるもの。
ケンチャンラーメンのチャーシューはパサパサが多いけどこちらは違う。
背脂はトゥルントゥルン。
ケンチャンラーメンでいうところの「身」。
そして麺は茹でる直前に手もみをして縮れを演出。
これがあのケンチャンラーメンの麺とそっくりだ。
見た目だけでなくコシと食感もケンチャンラーメンを彷彿させる。
おそらく東京で一番ケンチャンラーメンの麺に近いのではないだろうか。
麺自体が美味しく香りもあってスープとの調和もいい。
量としてもそこそこある。
腹減った時に大盛りを一気にかっこみたい。
ケンチャンラーメンはここまではっきりと煮干しは立ってはいないがこれも東京のラーメンとの兼ね合いなのだろう。
まさに山形と東京のラーメンのハイブリッドといった感じ。
店主は物腰柔らかく穏やか。
驚くことに独学でしかもラーメンを始めたのはつい最近とのこと。
ひたすらストイックにラーメン(ケンチャンラーメン)と向き合っていた。
東京でこれが食べられるなんて近い人は本当に羨ましい。ごちそうさまでした!
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