せっかく札幌にやってきたので札幌味噌ラーメンを。
「札幌味噌ラーメン」と言えば「純連」だなということで札幌駅から澄川駅まで向かう。
札幌駅から地下鉄で20分ほどの距離。
駅からは徒歩5分。
歩いている途中でなんとあられが降ってきた。
いま四月だよ?さすが北海道。
とりあえず一本道なので迷うことはない。
早歩きで店まで向かう。
ありました。「さっぽろ 純連」。
他に特に何もない通りなので見つけやすかった。
「純連」は昭和39年創業。
「純連」と書いて「すみれ」と呼んだがお客さんが頻繁に「じゅんれん」と読み間違えたことから途中で店名を「純連(じゅんれん)」とする。
創業当時から場所を何度か移転しながらも今の場所へ。
また、平成元年に創業者の三男が「すみれ」として新たに店を開いたことで「純連(じゅんれん)」と「すみれ」の二店が札幌にできる。
だがこの二店は実質、別会社らしい。
11時オープン。11時きっかりに行ったら既に店内は満席で中待ち6人。
カウンターは10席、テーブルは2つ。
中に待つところがあって本当によかった。
だってあられ降ってるし。
メニュー
大盛りは食べられないがせっかくならチャーシューでも増すかな。
過去の純連の写真を見ながら待つ。
11時半着丼。
みそチャーシュー 1,130円
もはや見るからに濃厚そうだ。
というか油の量。
具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、モヤシとめちゃくちゃ王道。
細切りチャーシューも入っている。
自分で頼んでおきながらこの油の量とチャーシューでちょっと怯む。
スープは湯気が出てないから一層こわい。
飲んでみると激熱。
だけど意外と飲みやすい。
「あっさり」という表現は少し違うが、単純に油が多いだけでコクがあって美味しい。
ラードで熱と旨味を閉じ込めている様だ。
麺は森住製麺の中太縮れ麺。
この力強いスープに負けないプリプリの麺だ。
生姜が効いていて不思議とスープも飲んでしまう。
チャーシューもトロトロでよく煮込まれている。
味付けしっかりしてるから絶対チャーハンと合うだろうな。
メンマは細めだけどコリッコリ。
この純連のスープはほぼ企業秘密。
独特な調合がされた秘伝の味噌らしい。
火傷寸前を楽しみながら熱々スープと一緒に麺をすする。
まさに感無量。
都内で「すみれ」系は食べられても「純連」系はなかなか食べられない。
がっつりなので夜飯はほぼいらなそうだ。ご馳走さまでした!
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