【愛知県】すし処 睦月「2019年ミシュラン一つ星獲得!名古屋から離れてもわざわざ行きたい名店!」

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寿司(鮨)

予約は二ヶ月前。

その間にミシュラン一つ星を獲得。

タイミングがよかった、

昼は握りのコースのみだが「酒も飲む」と言ったらつまみを2、3品つけて一万円で対応してくれるとのこと。
こういった対応をしてくれるのは嬉しい。

品川から名古屋まで新幹線で1時間半。

8時47分品川駅出発、10時19分名古屋駅着。

ここから名鉄名古屋本線に乗り換え上げ駅まで1時間ちょっと。

品川駅からなんだかんだ3時間。

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上げ駅からは徒歩2分。

特に迷うことなく到着。
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予約した一ヶ月後にミシュラン一ツ星獲得というラッキーなタイミング。
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予約は12時から。

カウンターは8席。

ギリギリに入ると自分以外の席はすでに埋まっていた。

思ったよりも静かな空間。

大将は淡々と握っている。


 

ガリ
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甘みが強くほんのり辛さも。

酸味は若干感じる程度。

まずはビールで
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生と瓶を選べる。

煮蛸
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ムチムチっとした食感を残しつつしっとりさも。

蛸の香りも十分感じられるもの。


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地物の鰆。

醤油で漬け込んで藁で燻してある。

柔らかくしっとりとしつつ、スモーキーさと鰆の香りがいい。

太刀魚の西京焼き
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ホロホロと口内で崩れていく。

ほんのりと甘みのある味噌が優しく、太刀魚との相性もいい。


 

イサキの白子
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このイサキの白子が出るのは今の時期らしい。

ねっとりとしてコクも凄く、旨味の広がりがハンパじゃない。

鮎の甘露煮のペースト
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鮎を丸ごと炊いてペーストしたもの。

横の丸いのは山椒。

ちょびちょびっと少しづついただく。

ワタのほろ苦さと甘露煮のコントラストがなんともお酒と合う。

キンキとシャリ
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北海道網走のキンキ。

脂ののりもよく香りも強い。

シャリは赤酢で酸がたったもの。

硬さも好みだ。

さて、ここから握りへ。

シャリは赤酢と米酢の2種類でネタによって使い分けている。

ほどよい硬さで酸も立っている。

全体的にシャリは少し小さめ。

車海老
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握りのトップバッターは車海老。

とにかく海老の甘みが強く赤酢との相性もいい。食感はしっとりとプリプリの中間くらい。


 

剣先烏賊
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綺麗に包丁が入れられてて見た目はクリスタル の様だ。

甘くてねっとり。ホロホロと口内で崩れるのでストレスがない。

キス
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柔らかくてトゥルトゥルでしまった身肉の食感がいい。

あがってくる上品な香りも素敵。

煮帆立
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しっとりとして歯がクニュっとめり込んでいくのが心地良い。

濃厚なツメの甘さもいい。

甘海老の昆布締め
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究極的にねっとりとして甘みと香りも圧倒的。

海老の粘度が物凄くシャリと絡む絡む。

春子鯛
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チダイの幼魚。

とにかく身質がきめ細かく柔らかさが心地い。

真子鰈
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地物の真子鰈で一日寝かしたもの。

こちらも身質が柔らかいが鰈独特の香りが凄い。この真子鰈なら何個でもいける。


 

穴子
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対馬。地物のはなかなか少ないので九州のものを。

口内でのトロけ具合、香り、甘味も安定。

小鯵
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程よく脂も乗っている小鯵。

脂にたよらず味もしっかりしている。

脂を取るか味を取るかは大将の好み。

タイラギ
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地物のタイラギを「焼き」か「生」か聞かれはじめて食べるので「生」で。

シャリシャリとした食感で味は非常に淡白。

焼いたほうが甘くなるからやっぱり焼きにしとけばよかった。

マメダイ
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地物のマメダイで干して焼いている。

酒に合う。

干瓢巻き

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甘辛でコリコリ。王道の干瓢巻き。

玉子焼き
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オーソドックスな玉子焼き。

味噌汁
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薄味で熱々の赤だし。

杏仁豆腐
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甘みも嫌味がないもの。

最後までとても美味しくいただけました。

そう言えば鮪が出ていないことに気づきその理由を聞いてみた。

「鮪をメニューに入れると高くなるのでなるべく地物のものを出す様にしている。」とのこと。

なるほど、名古屋でならまだしも地方で高いとお客から反感を買うようだ。

地方で鮨屋をやることの大変さを知った。

金額は10,220円。

これも地のものを使ってここまでコストを抑えてる営業努力。

「コスパがいい」とかそんな簡単な言葉ではない。

こういうお店がちゃんと評価されるとはミシュランも捨てたもんじゃないかも。ごちそうさまでした!

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