本日は一年半ぶりに外苑前の「海味」へ。
その間に中村龍次郎大将が独立し、リッツカールトンで働いていた平大将を新たに迎え新生「海味」になり初訪問。
もともと中村大将のもとで働いていたお弟子さん達も一緒に中村大将について行った様で完全に総入れ替えとなったようだ。
尚、今回は写真は所々しか撮っていないので各料理の細かい感想はやめておく。
代わりに私が感じた新生「海味」の印象を細かめに述べていきたいと思う。
訪問は17時半。
店に入ってみるといささか狭く感じたその理由は二つ。
以前はテーブル席があったが店内は改装されておりカウンター席のみとなっていた。
ちゃんと一人一人のお客さんと向き合える様にという事なのか。
確かにテーブル席があると料理を運ぶ従業員も必要になってくるわけで単純に手間が増えると言えば増える。
平公一 大将
そして店が狭く感じた理由のもう一つは平大将の身体が非常に大きいこと。
正直、今まで会ってきたどの大将よりも大きくインパクトは絶大。
あ、別に悪い意味はないです笑
関西の「ザ・リッツカールトン 京都水暉」で鮨を握っていた方で長年の経験による客あしらいも立派。
関西の方なんだけど客との距離感も心地よくガツガツこないので印象はいい。
一つ気になったのがお弟子さん達の動きがまだ慣れていない感じで案の定大将から指摘されまくっていた。
まぁ、こればかりは仕方がないし頑張ってください。
そして「海味」といえば何と言ってもあの超体育会系の雰囲気。
初めて行く人は全員戸惑うだろってレベルのバキバキの体育会系接客は驚くべきことにほぼなし。
あの元気な雰囲気が「海味」じゃないのか?という方もいるだろう。
確かに「海味」っぽくはないがこれはいずれ定着していくんじゃないかな。
中村龍次郎さんの独特のキャラとうまくマッチしていただけにあの感じを求めていくと拍子抜けするかもしれない。
だが逆に料理を食わすという意味においては本来の?正統派な鮨屋になった感じはする。
無理に同じ事しても仕方がないのでガラッと変えたのは正解かと。
料理はつまみ、握りと交互に出てくる以前のスタイルを継承したもの。
シャリは赤酢、米酢、さらに玄米を使った3種類と大変手間がかけられている。
握りの形も綺麗でしっかり握られている。
やわやわな握りも多い昨今印象もいい。
当初、中村龍次郎一派がいなくなって味は大丈夫か?と心配されていたが食べてみると思った以上にしっかりしているではないか。
以下、いただいた料理
(すんません、今回は撮ったり撮らなかったりで一部のみです)
墨烏賊
基本的に正統派な江戸前鮨だけどこれは少し遊んだものでカラフルなのは胡麻。
鯨の尾の身
鯖
鮪は2種類
赤身
中トロ
大トロ
牡蠣
ホッキ貝
馬糞雲丹
車海老
穴子
太巻き
具材は10種類とかなり豪華。
玉子焼き
通常の江戸前の玉子焼きと「海味」の焼印が押してある白身の割合を増やしまくった玉子焼きの2種類。
プリンっぽい味わい。
ネタに対して丁寧な仕事を施され、さらに熟成されたネタもあり全体を通してクオリティは高め。
まだ試行錯誤している部分もあるがこれからも楽しみなお店。
少し時間経ったらまた来ます。ごちそうさまでした!
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