本日は東京の蕎麦所、深大寺へ。
東京都調布市なので東京の西ですね。
ところでなぜ深大寺が蕎麦所なのか?
それは江戸時代、深大寺周辺の土地が米の生産に向かなかったことから小作人は蕎麦を作り、米の代わりに蕎麦粉を寺に納め、寺では蕎麦を打って来客をもてなしたのが始まりの様だ。
さて、今回訪問する店は「深水庵」。
車で深大寺の敷地に入りすぐ左側に位置する。
駐車場も広めで台数停められます。
階段を上がり店に入る前に小さな小屋がある。
そこで先に注文を。帰りはこちらでお会計。
メニューをみてじっくり決めたい人は少しプレッシャーかも。
店内はテーブル席と座敷があり座敷は靴を脱いでビニール袋に靴を入れてあがる。
外にも席があるが流石にこの時期は寒いかな。
店内から見える景色。
紅葉が綺麗です。
ちなみに敷地内の井戸から水を汲み上げて蕎麦を打ってるそうだ。
深い井戸の水で「深水庵」か。
メニュー
鴨せいろと悩んだけど今日は天ぷら蕎麦に。
店の人に聞いたが近くにある人気店の「湧水」はこちらの店の弟さんが営業されてるそうだ。
後でみたら行列成してました。
天ざる蕎麦 1,380円、大盛り160円
天ぷら
海老、茄子、大葉、人参、南瓜。
衣は少し厚め。個人的にはもう少し薄い方が好み。
つゆ
塩分は程よく(けど人によっては強いと感じるのかな?)鰹出汁を堪能したあと後味はほんのりと甘い。
濃厚になり過ぎない嫌味のないつゆで清涼感もある。
蕎麦
国内産石臼挽き粉を使用。
喉越しよく舌触りもよい。
一本一本しっかりとコシがあり爽やかな蕎麦粉の風味が鼻を抜ける。
風味は淡く、つゆの清涼感とのバランスがいい。
恐らくつゆがこれ以上強かったから蕎麦の風味とのバランスが崩れてしまうだろう。
不揃いなのもいかにも手打ち感がある。
大盛りにしたが難なくペロリと。
蕎麦つゆ
蕎麦つゆも透明度のあるもので万人に好かれるもの。鰹出汁を堪能。
店の人の接客も丁寧で結構子供を可愛がってもらいました。
東京にいながら地方にある様な暖かな雰囲気が店にある。
ごちそうさまでした!
蕎麦を食べがてら深大寺を散歩。
紅葉の鮮やかと水車がなんと風流なことか。
まさにここは東京のオアシス。
深大寺蕎麦動画を観る⬇️
コメント