2018年/アメリカ映画/116分
ニューヨーク郊外に住むステファニーは育児や料理についてのブログを運営しているシングルマザー。ある日、同じクラスに息子を通わせるエミリーに誘われて、豪華な邸宅を訪ねることになる。対照的なふたりだったが、お互いの秘密を打ち明けあうほど親密な仲になっていった。そんな中、ステファニーは息子を学校に迎えに行ってほしいとエミリーから依頼される。だがその後、エミリーは息子を引き取りには現れず、失踪してしまう…。
ママ友の親友が姿を消してしまうミステリー映画。
旦那もまるで検討がつかない。
いったい何故?どこに行った?
って言うとデビッド・フィンチャーの「ゴーン・ガール」を連想するけど全然タッチが異なってこちらはもっと軽い。
全体的にライトなタッチでテンポよく最後は畳み掛けるようにどんでん返しの連続。
時間をかけずに矢継ぎ早に展開される為、最後は少々疲れるし安っぽくなってしまっているのが残念だ。
失踪した女もちょっと漫画的でリアリティに欠けている。
スタイルは凄くよくてファッションもかっこいいけどあれじゃ日常で浮きまくりでしょう。
消えた妻が湖で遺体として発見される。
ところが実はその遺体は生き別れた双子であり自らの保険金目当てで自分を死んだ事にするっていうベタベタな展開。
主人公のブログ(YouTube的なもの)が解決の糸口になると予想したらまさにラストはライブ配信で決着。
「かつてないストーリー展開」ってことで売り出してるけど展開が早いだけで結構よくある単純な話です。
特に気になったのが実話を元にした映画じゃないのに最後の最後に登場人物達の後日談が説明文で流れるんだけどいるか?蛇足な気がする。
そもそもいくら親友でも友達の職場に無許可で勝手に入っていくかな?
っていう風にツッコミどころと粗を探しをすればキリがないんだけどこれはそういう映画じゃなくて気楽に酒でも飲みながら頭空っぽにして観る映画なのかも。
「ゴーン・ガール」と近いテーマだけどかなりライトタッチなので何も考えずにNetflixで観るぶんにはまぁまぁ楽しめると思う。
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