中目黒の「百麺」へ。中目黒って土地はチェーン店ばかりで今ひとつ元気ないよね。
他のデートに行くようなジャンルはいいのにラーメンだけすっぽり抜けてる感じ。
さて、飲んだ後なのでコッテリしたものが食べたくて数年ぶりの訪問。
こちらは昼から深夜まで通し営業なのが有難い。
17時訪問で客は四人のみ。
食券機でデフォを探すのに少し戸惑う。
ラーメン自体は手際良くすぐに着丼。
・太麺 700円
家系ですね。ちゃんと黒丼の。
獣臭がしてくる。なんだか昔懐かしい。
いまや家系というとこういう血を巻き込んだ匂いはなく調理してるところが大半だけどこの匂い。
進化も退化もしてない我が道を行く感じ。
ギリギリ我々世代だとこの匂いで食欲がわきます。下の世代だとどうなんだろう?
油は多く、ねっとりとスープが舌に絡む感覚。
飲んだ後だとたまらないやつ。
出汁はそこそこ、出汁よりも液体油の量が気になるくらい、
四角い太麺はつるつるの舌触りで随分硬めに茹でられてる。
チャーシューは硬めのパサ気味。だけど噛んでると徐々に旨味を感じる部分。
ほうれん草はとろとろで麺に絡めてズズっと。
これはこれで美味しいけど味は古い感じは否めない。ラーメン不毛地帯の中目黒に新たに直系できたらどうなるんだろう?
ごちそうさまでした。
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