「冷やし中華はじめました」
日本の夏の風物詩の1つ、冷やし中華。
私は冷やし中華が好きでよく色んな店で食べるんだけどふと疑問に思った。
そもそも冷やし中華の発祥ってどこなのか?
ネットでググると一発で出てきました。
「冷やし中華」の発祥説には東京神保町にある「揚子江菜館」と仙台にある「龍亭」という店の二説がある。
どちらも「元祖」とうたっているが「龍亭」は「昭和12年に生まれた」とあり、「揚子江菜館」は「昭和8年に二代目が考案した」ということからも「揚子江菜館」が発祥の店と考えてよいだろう。
神保町ならアクセスがいいので私はスキップしながら向かった。
【揚子江菜館】ってどんな店?
神保町の「揚子江菜館(ヨウスコウサイカン)」は、明治39年(1906年)創業という都内最古級の中華料理店で、初代が上海・揚子江流域の味を東京に伝えたのがはじまりです。
店名にある「菜館」は“本格的な中華料理を味わえる場所”を意味し、入口の赤い暖簾をくぐると、木製の円卓と飴色に光るカウンターがレトロな落ち着きを漂わせます。
代表メニューは、夏場だけでなく通年で楽しめる「元祖冷やし中華」(錦糸卵・ハム・キュウリ・トマトが色鮮やかに盛り付けられ、コクのある自家製醤油ダレで和える)と、冬期に人気の「坦々冷やしそば」(芝麻醤のまろやかさに山椒の痺れがアクセント)。
ほかにも「上海肉焼きそば」「五目焼きそば」「獅子頭(大ぶり肉団子)カレー」など、上海風の本場感と日本人の嗜好を絶妙に融合させた料理を提供。
ランチは1,000円前後から、夜は一品料理やコースを囲んで3,000~5,000円程度。
予約も可能なので、神保町の本格老舗中華をゆったり味わいたいときにおすすめの一軒です。
五色涼拌麺 1,510円 2018年6月訪問
店は神田すずらん通りに面している。駅からは徒歩2分と立地は最高。
赤い建物で一発でわかる。
てか相当儲かってるな。このビル全部がこのお店。
おいおい、なんかビルの上から睨まれてるし。
創業はなんと明治39年(1906年)だからなんとすでに1世紀以上!凄い歴史。
お客さんは年齢層高め。
冷やし中華を食べにきたので他のメニューは見ない。餃子とか麻婆豆腐とか…
裸の美女が誘惑してきてるけどフルシカトで冷やし中華だけをみる。なんて私は真面目な男だ。
どうやら「五色涼拌麺」が冷やし中華みたいだ。「ごもくひやしそば」とルビがふってある。日本発祥ならなんでこんな難しい漢字を使うのか疑問だ。
オーダーしてから10分も経たずに料理がやってきた。テンポいい。
五色涼拌麺 1,510円
凄い綺麗だ。謎に映える。
富士山の四季を表現しているらしい。
具材は錦糸玉子、きゅうり、チャーシュー、春雨、しいたけ、エンドウ、メンマ…
豪華だ。
世間一般の冷やし中華とは具材が異なる。
これが元祖なのか。
富士山かどうかはわからないが見た目はばっちり。盛り付けが綺麗だと食べるのがもったいなく感じる。
タレは甘めで酸味もあるバランスいいもの。
普通の冷やし中華よりは甘みが強い。
麺は中細ストレートでコシがある。
量もそこそこ。この甘酸っぱいタレと相性もよく清涼感がある。
崩すのがもったいないが仕方がない。
こっちは食事をしに来てるんだ。富士山をめちゃくちゃに破壊する。
具材とあいまり甘酸っぱいタレと中華麺が絶妙なコラボレーションを成す。
これは美味いぞ。
しかも中から肉団子と鶉の卵も出てきた。
この一杯で色んなサプライズがある。
甘いがクドさはない。これならいくらでも食べられそうだ。
あっという間に完食。まさにちょうどいい量。
冷やし中華の元祖は豪華で色んな具材が楽しめる爽やかな一杯だった。
仙台の「冷やし中華発祥」とうたっているお店にもいつか行ってみたい。
店舗情報
住所:
東京都千代田区神田神保町1-11-3
アクセス:
都営地下鉄新宿線・三田線・東京メトロ半蔵門線「神保町駅」A7出口より徒歩約1~2分
営業時間:
11:30~22:00(L.O.21:30)/年末年始休業
席数:
総席数170席(テーブル席・円卓・個室あり)
予算:
ランチ¥1,000~¥1,999/ディナー¥3,000~¥5,000
決済:
クレジットカード可(VISA/Master/JCB/AMEX/Diners等)/電子マネー不可/QRコード決済不可
コメント
コメント一覧 (1件)
いいお値段するけど具だくさんでおいしそうですね。
職場近いし梅雨開けたら行こう・・・