東京・蒲田にある焼肉屋「焼肉さんすい苑 ファンデス蒲田東口店」。
東口を出てすぐのビルの3階に位置する。マックの上ですね。
焼肉さんすい苑ってどんな店?
創業:
1976年(昭和51年)に川崎で「山水苑(サンスイエン)」として誕生し、以来「心が味を作る」の理念のもと、芝浦食肉市場直送のA5和牛や非加熱の生ダレなど品質に徹底的にこだわり続けています 。
多店舗展開:
本店のほか、川崎駅前店(全席完全個室)、蒲田店がある。
蒲田店オープン:2024年11月29日、蒲田駅東口直結の商業施設「FUNDES(ファンデス)蒲田」3階に3号店として「焼肉さんすい苑 ファンデス蒲田東口店」を開業 。
本店は家族連れが多く、少しお店の雰囲気が本店と異なるためあえて店名をひらがなにして差別化しているとのこと。
こだわりポイント
芝浦食肉市場直送の上質和牛
毎朝自社バイヤーが市場へ赴き、A5ランクを中心に最適な肉質を仕入れ 。
非加熱の“生ダレ”
醤油・にんにく・果物の香りを活かすため、つけダレも揉みダレもすべて非加熱の生ダレで仕上げています 。
豊富な部位&コース
黒毛和牛上ハラミ(限定10食)や上タン塩、プレミアムA5カルビなどの希少部位に加え、海鮮や逸品料理を含む多彩なコースを完備。
完全個室のプライベート空間
2名用~60名用の個室を用意し、接待や記念日、ファミリー利用まで幅広く対応 。
2025年7月訪問
この日はおまかせでお願いした。
・キムチ、水キムチ、ナムル
キムチは甘味があって濃厚な味付け。水キムチはさっぱりして口直しにもってこいですね。ナムルもシンプルに味付けいい感じです。
キムチとナムルを丁寧に作ってる店は好感が持てます。
・鹿児島牛のロースの塩ユッケ
キャビア、ウニが乗ったロースは口溶けよく、余韻がいい。
付け合わせのリンゴと一緒にいただくとシャキッとした食感と甘味が加わり面白い。
・和牛タン葱挟み
部位はタン元。中には千住葱を挟んだなかなか個性的な形。
蒸し焼きにする感じですね。
ザクっとしたタンの食感に、熱を加えたことで甘味が増した葱とのバランスがいい。
・宮崎牛のヒレ
こちらは塩焼きではなく醤油ベースのニンニクとバターが入ったタレに付け焼きする。
ニンニクと言っても標高が高いところの「プチニンニク」を使用。決して素材を殺さないニンニクだ。
繊細なヒレ肉がこのタレでどうなるかと思ったが、タレの旨味に、最後には肉の香りと旨みが残る。焼肉もタレとの調和なんだと改めて考えさせられる。
・和牛塩ハラミ
ゴマダレが実にいい。揉みダレが強いが、あっさりとした付けダレも上手くバランスが取れている。
・タレ焼肉 ハラミ、カルビ、ロース
オーナーさんがもともと脂っこいのが苦手で、毎日でも食べられるお肉を仕入れたり、味付けしているとのことでまさにそれが表れてる肉だ。
カルビも比較的サシは少なめで肉の味は濃い。
・ホルモンセット
ギアラ、ハツ、脂付きマルチョウ、脂なしマルチョウ、ミノ、
酸味のある青唐辛子でサッパリと。
揉みダレは強めでこのままでもいただるレベル。付けダレは冷ましダレ的な位置付けだがちゃんと全て合わせて100%になるようにしてある。
そして、食事。
凄いのがこれらの食事、全て手作りだと言うこと。都内でここまでやるか。
・和牛テールラーメン
葱とニラの香り生姜がガツンと効いたスープ。
モチモチの太麺に絡むホロホロのテール。〆としても最高。
一品一品よく考えられており、こだわりがみえる。
特にベースの肉はサシ任せではなく、あっさりとして赤身肉の味わいを堪能できます。
もっと評価されていい良店ではないでしょうか。ごちそうさまでした。
店舗情報
〒144-0052
東京都大田区蒲田5-11-10 FUNDES蒲田 3F
アクセス:
JR京浜東北線・東急池上線「蒲田駅」東口 徒歩1分
(駅前商業施設「ファンデス蒲田」3階)
営業時間:
ランチ 11:30~15:30(L.O.14:30)
ディナー 16:30~23:00(L.O.22:00)
定休日 火曜日(祝日の場合は営業)
席数:全席完全個室(2名~最大60名)
※3階フロア約60席
個室利用:接待・誕生日・記念日に最適
駐車場:近隣コインパーキング利用
禁煙/喫煙:全席禁煙(店内に喫煙専用室あり)
予算:
ランチ 約¥2,000~¥2,999/人
ディナー 約¥6,000~¥7,999/人